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「ほんとに刺すの?」不妊治療を甘く見る夫、無神経発言に妻がついにブチギレ<すぐに子どもが欲しい>

  • 2024.10.16

妊活に消極的なひかりさんと、早く子どもが欲しいひと回り年上のかずやさん。タイミング療法からスタートした2人は、体外受精へとステップアップしました。しかし結果は振るわず、焦るかずやさんは要求がエスカレート。ひかりさんが治療を負担に思っていることを実の母から聞かされたかずやさんは、まさかの逆ギレで「みんなやってること」と発言して……。

不妊治療の痛み、実際に体験してみると

理解がない夫の発言に、私は「今ここで注射を打ってみて」と空の注射器を渡しました。

かずやさんは実際の注射器を渡されると、恐怖で手が震えます。

見かねたひかりさんは方法をレクチャーし、「みんなやってることだから耐えられるよね?」とかずやさんと同じ言葉を言い返しました。

不妊治療は当たり前にこなせるものではなく、女性が痛みや不安と闘いながらおこなっているのだと説得するひかりさん。

かずやさんはひかりさんの気持ちを知り、「今まで本当にごめん!」と頭を下げるのでした。


子ども欲しさに、ひかりさんに不妊治療を半ば強要してきたかずやさん。苦手な注射針を実際に手に持ったことで、自分がひかりさんにしてきたことへの怖さや大変さが理解できた様子です。ただ、ここまでの状況になる前にかずやさんにもひかりさんにも話し合う時間はもっと持てたかもしれません。

何ごとも言うのは簡単ですが、実際におこなうほうが難しいもの。今回お互いの本音を話し合えたことで、今後の夫婦関係に良い影響があることを願うばかりですね。


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。


著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子

ベビーカレンダー編集部

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