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Jリーグ強豪、SNSでの誹謗中傷に対して刑事告訴を決断!多大な実害や実損で「もう限界」「これはイジメ」

  • 2024.10.15
Jリーグ強豪、SNSでの誹謗中傷に対して刑事告訴を決断!多大な実害や実損で「もう限界」「これはイジメ」
Jリーグ強豪、SNSでの誹謗中傷に対して刑事告訴を決断!多大な実害や実損で「もう限界」「これはイジメ」

Text by 奥崎覚(編集部)

今月6日、加藤博太郎弁護士の顧問就任と誹謗中傷に関する情報提供窓口設置を発表したFC町田ゼルビア。

この「お知らせ」に基づく具体的な対応として、SNSにおけるクラブへの誹謗中傷に対し、刑事告訴することを15日に明らかにした。

以下は、クラブの代表取締役社長兼CEOを務める藤田晋氏のコメント。

「この度、加藤弁護士のご協力の元、弊クラブに所属する選手、監督、スタッフおよび弊クラブに向けて誹謗中傷した者を対象に、刑事告訴をすることとなりました。

昨年来、クラブの好調な成績と比例するように、無数の誹謗中傷を浴びており、それはもう酷いものでしたが、これまでは新参者への洗礼かと目を瞑ってきました。

しかしながら、もう限界です。既に多大な実害、実損が出ており、これ以上はもう看過しないことを決意しました。「FC町田ゼルビアなら叩いてもいい」、あるいは「FC町田ゼルビア側に叩かれる問題がある」と思い込んでいる人たちの行動は、完全に度が過ぎており、これはイジメの構図と同じです。

この状況を変えるには、対象者がインパクトのある処罰を受けることで、コトの重大さを理解してもらうしかないと思っています。

今後、継続的に、かつ徹底的に、我々は断固たる姿勢で誹謗中傷に対処して参ります。

本件をきっかけに、弊クラブの選手・監督・スタッフが、1日でも早く、サッカーに集中できる状態に回復することを願います。」

今季、J1初昇格で優勝争いを演じているFC町田ゼルビア。

就任2年目の黒田剛監督のもとで培ってきた完成度の高いサッカーを展開する一方、試合の中でややラフなプレーも目立っていた。そこに対する風当たりは強かったが、度を過ぎた物言いが継続的に見られたことから今回、法的措置は決断するに至ったようだ。

クラブはリリースの中で、「引き続き『安全・安心・快適』で『日本一 笑顔溢れるスタジアム』づくりを目指しており、ご来城者の皆様にもピッチ上の選手同様に、フェアな応援や安心して観戦・応援をしていただける環境となることを切に願っております」と綴っている。

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