1. トップ
  2. ファッション
  3. 今だからこそ古風な名前がカッコいい「〜のすけ」「〜のしん」!「の」が間に入る名前で人気なのは?

今だからこそ古風な名前がカッコいい「〜のすけ」「〜のしん」!「の」が間に入る名前で人気なのは?

  • 2024.10.16

「りゅうのすけ」や「しんのすけ」、「たつのしん」など、「の」が間に入る名前は、昭和に多く見られた「クラシックネーム」のひとつ。令和の今こそ、響きが新鮮だと注目されています。2024年上半期に誕生した男の子の、「の」が間に入る名前を調べてみました。

「の」が間に入る名前 2024年上半期ランキングTOP10

クラシックネームとは、昭和以前に多く名付けられた古風な名前のこと。男の子のクラシックネームには、今回ご紹介する「の」が間に入る名前のほか、「~ろう」、「~へい」、「~た」などがあります。

「の」が間に入る名前、人気なのは?

圧倒的に人気があったのは、同率を含めたTOP10・16の名前のうち15個を占めている「~のすけ」でした。「~のすけ」は昭和以前から男の子の名前によく見られていた名前で、日本の歴史を振り返ると、武家によく使われた名乗りのようです。

男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」がトレンドになりつつある昨今ですが、敢えて男性的な名前を好む人もいるようで、「~のすけ」のような古風な名前も密かな注目を集めています。

「~のすけ」がつくクラシックネームは著名人にも多く、1位「りゅうのすけ」といえば、『羅生門』の作者である文豪・芥川龍之介さんや、10月期のTBS系日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』で主役を務める俳優の神木隆之介さんが挙げられます。

2位の「しんのすけ」には、女優・満島ひかりさんの弟で、バラエティ番組でも大活躍の俳優・満島真之介さんがいらっしゃいます。また長年愛されるマンガ『クレヨンしんちゃん』の主人公『野原しんのすけ』の印象も強いのではないでしょうか。超がつくほどのマイペースながらも、いつもポジティブな愛されキャラです。

「すけ」の漢字にはバリエーションがある

「すけ」に当たる漢字には、思いのほかバリエーションがありました。多く見られたのは「介」「助」「輔」。そのほか「佑」「亮」「典」など、たくさんの漢字が用いられていました。

きょうだいの名前を「~のすけ」で揃えることも多いよう。佐々木健介さん・北斗晶さん夫妻の息子さんが、健之介さん・誠之介さんと「~のすけ」で揃えられていました。

「~のすけ」以外にはどんな名前がある?

「~のすけ」以外の名前はランキングでもごくわずかでした。

10位にランクインした「たつのしん」のような「〜のしん」には、「まるのしん」「はれのしん」などの名前が見られました。漢字もそれぞれで、「しん」には「伸」「真」「心」が用いられています。

もうひとつ、「の」が間に入る名前には「〜のじょう」があります。「はるのじょう」「とらのじょう」などの名前で名付けられ、どちらも「丞」が止め字になっていました。

「の」が間に入るクラシックネームは密かな人気があるものの、1位の「りゅうのすけ」でも2024年上半期の男の子の名前ランキングで149位と、それほど多くありません。

人と被らない名前をつけたいパパ・ママは、ぜひ参考にしてくださいね。

photo:@totocoara(ベビカレメイト)


<調査概要>

調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2024年1月から6月各月1日~25日
調査件数:22,245件(男の子)

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる