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3歳と5歳の二児の母に聞いてみた「3歳差育児の心得」実際どうなの?工夫ポイントも伝授

  • 2024.10.16

子供を育てるのは、1人だけでも十分大変。しかし、「弟や妹がいたほうが良いのでは?」と考えるママもいるかと思います。第2子を授かりたいと思ったとき、何歳差が良いのか悩むこともあるのではないでしょうか。今回は、筆者の経験をもとに3歳差きょうだいの子育て事情について紹介します。もちろん、メリットもあればデメリットもありますが、デメリットをメリットに変えるコツもあわせて紹介しますので、参考にしてください。

わが家の3歳差きょうだい

まず、わが家が一体どのような家族構成や生活スタイルなのかを紹介します。

家族構成は、夫・筆者・長男(3歳)・次男(0歳)の4人家族。長男は子供らしい面もありますが、穏やかで優しい性格です。次男はとにかく抱っこが大好きで、好奇心旺盛なやんちゃ坊主。両家の実家は車で三時間以上かかるため、育児や家事の助けは全くありません。

夫は早朝に出勤し、翌日の昼に帰宅する24時間勤務の仕事をしています。夫の仕事は睡眠時間が短い日もあるため、仕事から帰宅した日は夕食まで寝ていますが、お休みの日は家事育児へ積極的に参加してくれるため、とても助かっています。

3歳差きょうだいのメリット・デメリット、工夫ポイント

きょうだいを授かりたいと思ったとき、悩むものの一つに年齢差があるのではないでしょうか。どの歳の差にしても、子育てをするうえでメリット・デメリットはあるかと思います。

今3歳差のきょうだいを育てているママや、これから3歳下の子が生まれる予定の方の中には、本来は三つという年の差を希望していなかったママもいるかもしれませんね。そんなママも、日々をより楽しく過ごせるようなヒントになればうれしいです。

メリット、3歳差きょうだいはここがいい!

ママリ

わが家のように夫が昼夜問わない仕事だったり、出張が多い家庭だと人手が足りないと感じることもあるでしょう。そんな方に3歳差きょうだいは、とても魅力的な年齢差だと個人的に思います。

実際に、3歳差育児で感じたメリットをまとめてみました。

言葉が理解できる

まず一番助かったのが、言い聞かせると納得してくれることが多い点です。

妊娠中、抱っこをねだられることもしばしば。そんなとき「ごめんね。お母さんおなかが大きくてしんどいから、座ったまま抱っこでもいい?」と聞くと、「しんどいなら、座った抱っこでいい。」と理解してくれました。

つわりで起き上がれなくても、言葉で説明するとある程度自分のことができるので、お手伝いする程度で大丈夫だった点も助かりました。

お手伝いしてくれる

夫が24時間勤務の日は、家事に育児と猫の手も借りたくなる忙しさ。そんなとき、長男が手を貸してくれます。

「臭い!うんちしてるかも!」と次男のおむつ状況について教えてくれたり、おむつ替えで暴れる次男をガラガラであやしてくれたり…。お風呂へ入るときも、赤ちゃんマットの用意や湯冷ましを飲ませてくれるなど、さまざまなお手伝いをしてくれました。

経済面でのメリット

同性のきょうだいであれば、大きくなったとき制服が使いまわせるので経済的にもメリットが大きいです。特に、幼稚園や中学校は入れ替わる形で卒業と入学を迎えるため、使えそうなものは下の子に全て使ってもらえます。

もし異性のきょうだいでも、お道具類や体操着は使うこともできる可能性があり、節約できるのではないでしょうか。

デメリット、3歳差きょうだいはここがつらい!

ママリ

メリットを見ると、魅力的な年齢差だと感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、3歳差きょうだいならではの困難や不安要素もあるのが実状です。

これからデメリットを紹介しますが、なかには工夫次第でデメリットを解消できてしまうものもありますので、3歳差きょうだいを考えている方は参考にしていただけるとうれしいです。

どんなときでも元気いっぱい!

筆者の周りにいる3歳児はお昼寝をする子も少なくなり、元気いっぱいで遊ぶのが大好きという子が多いです。

成長がうれしい反面、つわりのときもお外へ遊びに行きたがったり、運動量が足りずストレス発散ができていないためか不機嫌な日が増えたりしました。妊娠後期になるとおなかも大きくなり、足腰の痛みや苦しさを我慢しながら遊びに付き合うこともしばしば。

わが家も例外ではなく、自分が我慢して動くか、子供に我慢してもらい家で遊んでもらうかでした。ある日夫に相談し考えた解決策は、パパがお休みの日に公園で思いきり遊ぶ作戦。子供は運動ができ、パパも子供と関わる時間が持てます。

その間、自身は家でゆっくりできるため家族にとって有効な時間になりました。

卒業式と入学式が重なる!

上の子の卒業式と入学式、下の子の入学式が重なることも。何度も式に出席するしんどさや、お仕事中のママはお休みをもらうのもひと苦労かもしれません。また、入園・入学用品の購入で一気に出費がかさむため大変です。

しかし、これも考え方次第ではデメリットではなくなります。式への出席は、裏を返せば重なる年のみスケジュール管理をし、日時が重なる場合は夫と分担するなど対策をしておけば大丈夫。

入園・入学用品の購入が重なる点も、年齢差に関わらずいずれは出ていく出費なので、前もって金銭管理をしておけば乗り越えられるでしょう。

3歳差きょうだいを育てる心得

ママリ

実際に3歳差きょうだいを育てていると、良いこともあるぶん悩んだことや不安になることもありました。3歳差育児の心得は、「ホウレンソウ(報告、連絡、相談)を徹底して育児を楽しむ」です。

3歳差育児でしんどいのは、つわりや妊娠中に子供の遊び相手になることや、抱っこをすること、入園入学関係です。

パパもお仕事が大変なのは重々承知ですが、ママは体内で命を守っています。家庭内でお互いホウレンソウを徹底し、上の子やママのようす、パパが協力できることを相談し助け合えれば、3歳差育児にはメリットがたくさんあります。

3歳差育児をたのしもう!

ママリ

3歳差きょうだいは、工夫や考え方次第ではとても魅力的な年齢差。わが家は年子を希望していましたが、次男がおなかに来てくれたのは長男と3歳差でした。結果的に、筆者の家庭では生活スタイルに合っていたようで、悩んだり不安になったりしつつも楽しく育児ができています。

理想の年齢差で家族計画をし子育を授かることができると、より子育てを楽しめることと思います。しかし、希望した年齢差で赤ちゃんを授かれないこともあるかもしれません。それでも、それぞれの年の差なりの魅力はたくさん。きょうだいを考えているママにとって、参考になれば幸いです。

著者:ママリ編集部

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