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【漫画】好きな子と目が合わない…すれ違う男女の”片思い”と下駄箱での恋の奇跡に「可愛い恋してるな!」の声

  • 2024.10.14
すれ違う男女を描いた甘酸っぱい漫画が話題 画像提供/前川わかばさん
すれ違う男女を描いた甘酸っぱい漫画が話題 画像提供/前川わかばさん

【漫画】前髪良し、イメージ良し、それでも好きな男の子と目が合わない女の子…すれ違う二人の”片思い”に「尊い」の声

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、前川わかばさんがX(旧Twitter)に投稿した『片思い』をピックアップ。

8月22日にX(旧Twitter)へ本作が投稿されたところ大きな反響を呼び、8.5万以上の「いいね」が寄せられ話題を集めている。この記事では、作者の前川わかばさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

お互いが考える「片思い」

『片思い』より 画像提供/前川わかばさん
『片思い』より 画像提供/前川わかばさん

通学中。鏡で前髪を整える女の子。するとそこに好きな男の子がやってきた。女の子の頭の中では「男の子に手を振ったら、手を振り返してくれるだろう」という想像をしている。いざ手を振ろうと男の子に目線を向けた時、男の子はすでに学校へ歩き始めてしまっていた。女の子の恋は片思いだったのだろうか…。

学校に到着した男の子。浮かない顔をしている。通学中に好きな女の子に手を振ろうとその女の子に目線を向けると、女の子は何か考え事をしている様子だった。結果、手を振ることはできず学校へ歩き始めたのであった。男の子の思いは女の子には届いていないのだろうか…。

男の子も女の子も互いに気になっているが、すれ違いが起きてしまっている。ただ、下駄箱を抜けたその時、ようやく2人の目線が合う事が出来たのであった。

男の子と女の子のすれ違う様を描いた本作。ネット上では「可愛い恋してる!」「青春だなぁ」「見ているだけで幸せ」「尊い」といった、セリフが無いことで読者が感情移入しやすく、ストーリーに自分を重ね合わせあわせた多くの共感の声が寄せられている。

「表情豊かな女の子に注目していただけたら」作者・前川わかばさんの語る創作の裏側

『片思い』より 画像提供/前川わかばさん
『片思い』より 画像提供/前川わかばさん

――『片思い』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

はい。この作品の1枚目にもなっている女の子が好きな男の子に気づいて、前髪を急いで整えているイラストがあるのですが、こちらの半年前に描いたイラストがきっかけになります。この作品は私自身もとても気に入っていたイラストで、多くの方に見ていただきました。そしてこの作品のコメントに「この後の展開が気になる」「結ばれてほしい」などのお言葉をいただき、半年後の今になって描きたい欲がふつふつ湧いてきたので描きました。

――『片思い』の中で気に入っているシーンがありましたら、理由と共にお教えください。

女の子の表情ですね!私がイラストを描く上で1番大切にしているものが『表情』なので、表情豊かな女の子に注目していただけたらと思います。

――セリフが無いことで読者が感情移入しやすく、ストーリーに自分を重ね合わせ甘酸っぱさに悶絶しています。そんな多くの読者のコメントで、印象に残っているものがありましたらお教えください。

一つ一つのコメントが本当に嬉しかったです。その中で印象に残ってるのは「この気持ちすっごい分かる」「自分のことのように応援しながら見てました」など作品への共感の声が特に嬉しかったです。

――可愛らしい絵に多くの読者が魅了されていますが、描くうえで意識していることなどありましたらお教えください。

先ほども言いましたが『表情』です。見ている方が1番目に行くのがやはりキャラクター。そのキャラクターの感情が文字なしでも一目で伝わるくらい表情を大切に描いています。その分キャラクターの表情を褒めていただけた時はとっても嬉しいですね。

――前川わかばさんの今後の展望や目標をお教えください。

イラストを真剣に取り組むようになって3年が経ちますが、実はまだまだ自分のイラストに納得が行っていないんです。私はイラストに対しては、どんどん新しいことに挑戦したいという野心があるので、日々自分の中での『いいイラスト』を探し続けて、納得のいくものを作りたいです。

――最後に作品を楽しみにしている読者やファンの方へメッセージをお願いします。

いつもイラストを見ていただき、そして温かいコメントをいただき、支えられております。これからも皆さんに喜んでいただけるようなイラストを生み出せるように日々努めていきます。これからも応援よろしくお願いします!

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