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<るろ剣>闇落ちした蒼紫が無双… 新たな人物が続々登場で盛り上がりも「操、めっちゃいいキャラしてる!」

  • 2024.10.14
TVアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱』第26話が放送 ©和月伸宏/集英社・「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」製作委員会
TVアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱』第26話が放送 ©和月伸宏/集英社・「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」製作委員会

【写真】ダークな雰囲気を纏わせる蒼紫(ほか、第26話場面カット)

幕末の動乱期、“人斬り抜刀斎”として恐れられた緋村剣心(CV:斉藤壮馬)が、「不殺」の流浪人となって新たな時代を生きようとする姿を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。これまで舞台や実写映画化など、時代を超えて愛され続けてきた大人気作が2023年に新アニメとして復活。2024年10月からは、第二期となる『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱』(毎週木曜深夜1:55-ほか、フジテレビほか/ABEMA・FOD・Hulu・Leminoほかで配信)が連続2クールで放送。第26話(第二期2話目)は、お転婆で訳アリな娘、巻町操(CV:山根綺)と剣心の出会いを描いた「明治東海道中」。(以下、ネタバレを含みます)

修羅と化した蒼紫、瞬殺!

剣心を倒すため、山籠りを経て神谷道場へやってきた四乃森蒼紫(CV:内田雄馬)だったが、斎藤一(CV:日野聡)から剣心が京都へと旅立ったことを聞き、再び山へと帰っていく。しかしそこには、志々雄真実(CV:古川慎)の配下である「阿武隈四入道」が待ち構えており、蒼紫は成り行きから戦闘に突入する。4人による一斉攻撃が持ち味の「阿武隈四入道」だが、蒼紫はこれを難なく見切ったうえで、逆に一瞬で殲滅するのだった。

冒頭は、久しぶりの登場となった蒼紫の無双シーンから幕開け。第一期の観柳邸での戦いでは、苦楽を共にした仲間たちを失い、さらには剣心との戦いにも負けてしまっただけに、今回登場した蒼紫の雰囲気はかなりダークで、復讐心を糧に生きているようにも思える。そんな修羅と化した蒼紫と、いかにも咬ませ犬な「阿武隈四入道」とではもはや勝負にすらなっていなかった。さらに今回の蒼紫は、以前と違い小太刀二刀流となっているのもポイントで、一本の長刀の鞘から二本の小太刀を引き抜き、凄まじい超スピードで敵を切り刻んでいくシーンは圧巻。ただでさえ強かった彼が、剣心に負けたことでさらに進化していることが伺える。今回は必殺技などは出なかったが、今後描かれるであろう本気の戦いが楽しみになる二刀流のお披露目だった。これにはSNSでも「久々の出番で無双してる蒼紫様好きw」「小太刀二刀流カッコ良すぎ!」などの声があがっていた。

志々雄、初登場ながらも魅力爆発

「阿武隈四入道」を倒した蒼紫の前に、瀬田宗次郎(CV:山下大輝)が姿を現す。宗次郎は蒼紫のことを改めて志々雄一派に誘うも、蒼紫は「俺は誰ともつるむつもりはない」ときっぱりと拒否。そんな蒼紫は、復讐相手である剣心や、自分に興味を示す志々雄一派が京都で一堂に会することを予想し、自らも単身で京都へと向かう決心をするのだった。

ここでは志々雄が初登場。意外にも蒼紫のすぐ近くにいたようで、蒼紫の冷徹っぷりを「気に入った」と高く評価したかと思えば、次は剣心のところへ向かおうとするあたり、かなりの気分屋らしい。さらに宗次郎から「志々雄さん、楽しんでません?」と問われると、フッと笑って「まあな」と答えるなど、なんとも腹の底が読めないキャラクターという印象だ。宗次郎も含めてまだまだ謎の多い志々雄一派だが、すでにその魅力は十分すぎるほどに伝わってきているだろう。

TVアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱』第26話より ©和月伸宏/集英社・「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」製作委員会
TVアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱』第26話より ©和月伸宏/集英社・「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」製作委員会

新ヒロイン、初登場でいきなり追い剥ぎ行為!?

東海道を西へと進む剣心は、小田原を通過し、箱根山中で夜を過ごしていた。すると、近くに追い剥ぎと思しき男たちと、彼らに狙われている様子の若い女性の声が聞こえてくる。女性を助けようとその場へと向かう剣心だったが、実際には女のほうが追い剥ぎで、彼女は盗賊4人を倒し、彼らの金を巻き上げようとしていた。剣心は驚きつつも女を諭し、盗賊たちが盗んだお金をこっそりと両替屋へと戻す。この追い剥ぎ女の正体は巻町操で、とある人物を探すために東京へやってきており、今は京都へ帰る道中とのことだった。

第二期のキーパーソンの一人である操が登場。盗賊4人を簡単に蹴散らすなど、さっそくその強さを見せてくれたが、操のいちばんの魅力と言えば、やはり底抜けに明るい性格と抜群の行動力だろう。お金が尽きたという理由で盗賊から追い剥ぎをするだけでなく、無関係なはずの剣心からもカツアゲをするなど、客観的に考えればかなり横暴な行動ではあるが、それでもなぜか憎めないのは、彼女がもつ圧倒的なポジティブさによるもの。活発だけど繊細な神谷薫(CV:高橋李依)や、大人のいい女感が漂う高荷恵(CV:大西沙織)とはまた違ったタイプで、今後第三のヒロインとして成長していくことを期待してしまう。操についてはSNSでも「操、めっちゃいいキャラしてる!」「追い剥ぎヒロイン爆誕w」などの声があがっていた。

剣心、橋を破壊する神業を披露

橋の上で剣心と操が話していると、先ほど倒された盗賊が仲間を連れて二人を取り囲む。その数は30人前後で、橋の両端から挟み撃ちにされた格好だが、剣心はその重さを利用して刀で橋を破壊、一瞬で一網打尽にしてみせる。操は剣心の実力に驚くも、それでも自分の探し人のほうがすごいと言い放つ。そんな操の探し人とは、蒼紫とその仲間たちであることが判明するのだった。

ヤクザ者30人を前にして一切ひるむことのない操もすごいが、ここではやはり剣心の絶技が光っていた。木製とは言え、橋全体を一瞬で細かく切り刻む離れ業をやってのけ、それでいて平然としている剣心は、やはり超達人級の剣客であることを改めて実感させられる。これにはSNSでも「橋を破壊するほうが大損害な気も…」「人間業じゃねえよw」などの声があがっていた。また、最後には操の探し人が蒼紫であることも明らかとなった。蒼紫以外の御庭番衆はすでに命を落としており、自身もその事件に深く関わっているだけに、操に対して剣心がどう対応するのかが次回以降の見どころだろう。さて次回第27話(第二期3話目)「見捨てられた村」は10月17日(木)放送予定。期待して待とう。

◆文/岡本大介

TVアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱』第26話より ©和月伸宏/集英社・「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」製作委員会
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