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そろそろ乾燥対策の季節《加湿器》4タイプ、どれを買えばいいの…? 超音波式、スチーム式ほか

  • 2024.10.14

加湿器って何を基準に選ぶ?

加湿器って何を基準に選ぶ?
加湿器って何を基準に選ぶ?

そろそろ室内の乾燥が気になる時期になってきました。冬場の乾燥対策といえば加湿器を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか? 加湿器選びに迷っている人に向けて、種類を紹介しつつ、メリットやデメリットも解説します。これから購入を検討している人、買い替えようと思っている人はぜひ参考にしてみてくださいね!

(1) どこにでも置ける小型サイズやリーズナブルな加湿器を探している人は、「超音波式」の加湿器をチェックしてみましょう。超音波式の加湿器は、超音波で水を振動させて加湿します。ヒーターを搭載せず、超音波発生装置があれば加湿できるので、100円ショップなどでも取り扱いのあるタイプです。リーズナブルな価格とコンパクトなサイズから、場所を選ばず取り入れやすいのがメリットです。アロマオイルを垂らして、香りを楽しめるタイプもあります。小型サイズを選べばデスク周りや寝室のベッドサイドに置けますが、周囲に水滴がたまって濡れてしまう可能性があるのがデメリット。水をそのまま気化させる仕組みにより菌が繁殖しやすく、長期的な使用で健康被害をもたらすリスクもあるので定期的にメンテナンスをするといいでしょう。

(2) 暖房による乾燥感が苦手な人は、加湿と同時に室内を暖められる「スチーム式」の加湿器をチェックしてみましょう。スチーム式の加湿器は、ヒーターで水を蒸発させることで加湿します。お湯を沸かしている状態に近く、湯気が空気中に分散されるので部屋の温度が上がるという効果もあります。常にお湯が沸いているのと同じ状態なので、菌が繁殖しにくく、パワフルに加湿できるのがメリット。室温が低くて温度が上がりにくい環境でも、スピーディに加湿できます。一方でヒーターの加熱により電気代がかかるの点がスチーム式加湿器のデメリット。カルキ汚れが付着しやすくお手入れの手間がかかるので、分解が簡単でパーツの凹凸が少ないタイプがおすすめです。

(3) 加湿器の使用による菌の繁殖と電気代を抑えたい人は「気化式」の加湿器が最適です。気化式の加湿器は、水を吸いあげるフィルターに風を送ることで加湿します。加湿機能だけではなく、空気清浄を兼ねる製品も展開され、加湿や空気清浄の程度を調節できます。水を含んだフィルターへの送風により水を蒸発させるので、電気代がかからず菌が繁殖しにくいのがメリットです。定期的なお手入れを怠ると、ぬめりの発生や異臭につながる場合もあるのでメンテナンスは必須です。加湿力をあげるとファンや操縦による機械音が大きくなるデメリットもあります。

(4) 広い空間をスピーディかつ清潔に加湿したい人は「ハイブリッド式」の加湿器がおすすめです。ハイブリッド式の加湿器は、水を吸いあげるフィルターに温風を当てることで加湿します。フィルター越しかつ温風により、スピーディな加湿と菌の放出を防げるのがメリットです。パワフルな稼働により、リビングをはじめとした広いスペースでも十分な加湿力を発揮します。ただし、ヒーターを搭載しているので電気代がかかりやすく、高機能性から本体価格が高いのがデメリットです。

(夏木紬衣)

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