17歳が32歳を刺して逃走…スター選手の引退試合前にショッキングな事件

Text by 井上大輔(編集部)

39歳になった元ドイツ代表ルーカス・ポドルスキ。

現在はポーランドのグルニク・サブジェに所属する彼が地元ケルンで引退試合を行ったが、試合前にファンが刺される事件が起きた。

『SportoweFakty』などによれば、刺されたのは32歳のグルニク・サブジェのサポーターだそう。

試合前に街中で2つのグループが衝突。男性は腹部を刺され、緊急手術を余儀なくされたものの、幸いにも命を取り留めた。

ポドルスキは男性を見舞う写真をSNSに投稿。「ケルンでの試合前に男性が刺された。こういうことが起きたのはとても残念」とつづった。

Przed meczem w Koeln, jeden chłopak z Torcidy został raniony nożem. Bardzo mi przykro, że takie coś miało miejsce.
Z mojej strony jest pełne wsparcie i zawsze jestem gotowy pomóc kibicom. 🙏🏻💪🏻 wracaj do zdrowia 👊🏻 @TorcidaGornik pic.twitter.com/qbtTZ4ha5i
— Lukas-Podolski.com (@Podolski10) October 12, 2024

警察は血のついた服を着ていた17歳の少年を拘束。彼は加害者ではなかったが、一緒にいた同じ17歳の少年が犯人だとして行方を追っている。警察が犯人と特定した17歳の少年はモロッコ出身で、デュッセルドルフの未成年者センターに登録されており、万引きの前科もあったという。

試合後にもウルトラスと警官隊との衝突があり、複数の警官が負傷するなどして、24歳から44歳までの8人が逮捕されたそう。