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子供の寝かしつけがラクになる「入眠儀式」におすすめの絵本8選

  • 2024.10.15

子供のおやすみ前の「読み聞かせ」の時間は親子にとって大切なコミュニケーションタイムですね。ここでは寝かしつけのときにわが子に読んであげたくなるおすすめの7冊をママの声とともに紹介いたします。読み聞かせを始めたいけれど、どの本を選べばよいか悩んでいたママはぜひ参考にしてくださいね。

寝かしつけは親子にとって大切なコミュニケーションタイム

毎日をバタバタと忙しく過ごしているママたちにとって、寝かしつけまでの時間は戦争のようですよね。筆者自身もそんな毎日を送っています。

しかし、寝かしつけの前の少しの時間は、バタバタした日常の時間から少し離れて、わが子と一緒に少しだけゆっくりとした時間を過ごしたいなと思っています。その時間に絵本の読み聞かせをすることは、親子にとってちょっとだけ贅沢なコミュニケーションタイムとなっているのです。

親子で同じ本を読み、同じ世界に入り込みながら過ごす時間は、毎日の中のオアシスのように感じています。

絵本についての記事をもっと読みたい方は、下記からご覧ください。

絵本の読み聞かせを始めるのはいつから?

ママリ

筆者の場合は、子供に規則正しい生活習慣を身につけさせたいと考え「入眠儀式」の一つとしてまだ0歳のころから読み聞かせを行っていました。

「入眠儀式」とは就寝前にすることの手順をいつも同じ順番にすることで、適切な生活習慣を癖つけていくことにつなげるものです。入眠儀式は体を動かすなど興奮してしまうことではなく、静かな寝かしつけや子守唄、枕元にお気に入りのぬいぐるみを連れていくことなど、落ち着いてできることがおすすめなのだそうです。

私の場合は一緒に寝かしつけ前の時間を楽しみたいという思いから、読み聞かせを入眠儀式として取り入れることにしました。

絵本を読むコツは?

ママリ

眠りに誘うようにゆっくりと、そしてちょっと落ち着いた感じの声で読むと、子供がだんだんうとうとしてくるのがわかります。

あまり興奮してしまうような本は寝る前は避けるようにしています。しかし多少アクティブな要素のある本でも、読み方で印象が変わる場合があるので寝る前は「ゆっくり」「落ち着いて」読むことを心がけています。

だんだんと読み聞かせる力がついてきたように感じると、親としてもちょっとしたやりがいを感じています。

習慣づけることは大切

寝る前に本を読み聞かせることによって子供は「この後は寝る時間だ!」とわかるようになっていきました。その結果、寝る前の準備から実際に眠るまでの時間が、明らかに早くなったと感じています。

最初は読み聞かせをしてもなかなか眠ってくれないかもしれませんが、根気よく続けてみることをおすすめします。本の種類を変えてみたり、一緒に図書館に選びにでかけてみたりするのも良いですね。

寝かしつけにおすすめの絵本をご紹介

ママリ

寝かしつけの時に読んであげたいおすすめの絵本を8冊ご紹介します。実際に買われたことのあるママたちの口コミも一緒にご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

①『ノンタンおやすみなさい』/キヨノサチコ

この本がおすすめというママの声
まだ眠くないノンタンは、友達の家に遊びに行きますが、皆寝てしまいます。夜行性のフクロウ君と遊ぶ事になりますが、夜は暗くよく見えないので、大変な事になります。ノンタンは結局家に帰り、眠ります。
うちの息子は毎晩寝る前になると、この本を持って来て「読んで」とせがみます。そして私が「ノンタンも寝ちゃったよ」って言うと、大人しく寝ます。やっぱりノンタンの本て育児には最高だと思います! www.amazon.co.jp

夜は遊んでくれる子はいないから今はしっかり寝て、明るくなってから元気いっぱいみんなと遊ぼうよ!というような内容の絵本は、「どうして寝なければいけないのか」についてくどくどと説明されるより説得力があるように思えますね。

かわいいノンタンの物語に子供も絵本に興味を示してくれるのでは?

②『ねないこ だれだ』/せなけいこ

この本がおすすめというママの声

0歳の時から読み聞かせていて、1歳では登場する動物やフレーズを先に言うようになりました。2歳半頃からは上手に読んでくれるようになり3歳になった今!弟に優しく読み聞かせています。たいへん長く子供と付き合ってきた本です。”寝ない子はおばけになる”という内容から、寝かしつけのときも活躍しました。内容は単純で簡単な本です。読んであげるのが楽ですよ♪

口コミの中にもありますが、内容が簡単な分、小さいうちから読み聞かせてあげることができるので良いですよね。上の子が使い終わっても下の子に受け継がれて、家族の思い出深い絵本になってくれそうです。

③『おやすみなさいのおと』/いりやまさとし

この本がおすすめというママの声

優しいタッチと色使いで、大人が見ていてもほっとします。
寝る前に読む絵本として最適です。

2歳の息子が毎晩、寝室に持ってきて「読んで」とせがみます。
アライグマの子供たちの言葉を真似たり、絵を指差して「あっ ○○だ!」と言ったり。
読み終わると、満足してお布団に入ります。

お気に入りの絵本を読んでもらって言葉を覚えながら眠れるのは、理想的な形と言えますね。絵を見ているだけで眠たくなっちゃいそうなこの絵本は、きっと親子で楽しめるはず!とても優しい絵本なので是非ためしてみてください。

④『もうねんね』/杉谷みよ子

この本がおすすめというママの声

現在7ヵ月半の娘が4ヵ月半の頃からほぼ毎日欠かさず読んであげています。「いないいないばあ」「いいおかお」の二冊も持っているのですが、この「もうねんね」は初めて読んだ瞬間から食いつきがまるで違いました。眠くてぐずっている時でも、表紙の犬の絵を見た途端、ぴたりと止まるほどこの本が大好きなのです。

「ワン」「ニャン」「ピヨピヨ」など、動物の鳴き声が本文に織り込まれていて、全体の調子が実に心地良いのがその理由でしょう。読んでやる親の私も、「ねむたいよう」の繰り返しに、ついついあくびが出てしまうほどです。こっくり、こっくり...といった感じで眠気を誘うリズミカルな文章は、さすが松谷みよ子さんならでは、と感心させられます。

赤ちゃん用の絵本は多々ありますが、ここまで連日の読み聞かせに堪えうる本は、「もうねんね」を置いて他にないのではないでしょうか。寝る前の一冊を決めかねている方に、ぜひおすすめしたいと思います。

動物の鳴き声が絵本の中に登場してくることで、子供は絵を見ながら犬はワンワン、猫はニャーニャーなどと楽しい気持ちで聞いてくれそうですね。

「いないいないばあ」はとても有名でよく知られた絵本ですが、ぜひこちらの絵本も手にとってみてはいかがでしょう?

⑤『おやすみ、ぼく』/アンドリュー・ダッド

この本がおすすめというママの声

オランウータンのぼうやが、ベットでモジモジ。こどもが寝付くときって、こんな感じですね。ぼうやは、自分のからだのあちこちに「おやすみ」を言います。足に向かって「今日も、うーんと走ったね」ひざには「ありがとう、ぼくをささえてくれて」…指・首・耳など からだの部位を覚えながらスキンシップできます。ベットの中で絵本に合わせて、こどもをスリスリ、ポンポンさわりながら、ほんわか、ゆったりの時間を過ごせます。

絵本に合わせて子供の体を優しく触ってあげれば子供は安心して眠りにつくことができそう。オランウータンのかわいいぼうやと共に夢の世界へ…。

読めば親子のふれあいの時間にもなる素敵な絵本。あまり子供との時間が取れなくて悩んでいるママにも手に取ってほしい絵本です。

⑥『パパ、お月さまとって!』エリック・カール

この本がおすすめというママの声

2歳の子供は夜空を見ては「あっ、半分お月様!半分どこいっちゃったんだろう。」と言っています。どうして月が大きくなったり小さくなったりするのか、子供なりに考えているのかこの本を楽しく読んでいます。大人が思う以上に子供はお月様が不思議な存在でかつとてもきれいなもののようです。それにしても、本当に楽しい本です。大人が何度一緒に読んでも退屈しません。

いつも高いところにあって手の届かないお月様は子供たちにとっては未知のもの。でもそんなお月様について絵本を通して知ることができる素敵な絵本になっています。

大人が読んでも楽しい絵本なので毎日の読み聞かせにぴったりです。

⑦『おやすみなさい おつきさま』/マーガレット・ワイズ・ブラウン

この本がおすすめというママの声

マーガレットの絵本が好きなので、CD音源付きのこの絵本も手にしてみました。
絵本は、さすがマーガレットの作品という感じです。
起承転結などがあるわけでは無いのですが、子供の世界の詩だと思います。
Goodnight noises everywhere
という最後のページにある文章がとても気に入りました。
英文で読むと、また違った良さを感じる事が出来ました。
日本語訳も良いと思います。
また、CDに入っている語りもとても良いですし、BGMも質が高いと思いました。
非常に丁寧な、心のこもった一冊だと思います。

「おやすみ おつきさま」毎日それを言ったら寝なければいけないんだという風にしっかり習慣づけられたのは素敵なことですよね。フェードアウトするように読むということでここはママの力の見せどころ!子供をゆっくり夢の世界へと導いてあげましょう。

⑧『おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本』/カール=ヨハン・エリーン

主人まで寝てしまいました。
聞いているとそのうち内容は入ってこなくなって心地よくなって眠くなってきます。
音声に強弱やあくびがつくので聞いている方も読んでいる方もリラックスしやすいのかもしれません。
知識を身に付けさせたいとか、楽しませたいとか、寝るときに頭が冴えるような事はしないので
ゆったりリラックスした時間を1日の最後に作る意味でも、寝るとき用の本としてはとても良いと思いました。

なかなか眠れない子ウサギのロジャーと一緒になって、魔法使いである「あくびおじさん」へ会いにいくお話。こちらは心理学的効果などにもとづき、眠りにつきやすいよう作られた一冊です。

普通の絵本と違うのが、まずはじめに冒頭にある「読み方の手引き」が解説してあるところ。こちらに目を通し、読み聞かせをする上で強調する部分やあくびを入れるところなどを、著者が解説しています。読んでいるこちらまで眠くなる、といったレビューも投稿されていました。

お子さんの名前を呼びかけながら読み進める形式なので、まるで物語の主人公になったような気分になれるかも。気づいたら、いつもよりも早くロジャーと一緒に夢を見てくれるかもしれませんね。

絵本の読み聞かせを寝かしつけの習慣に

ママリ

絵本の読み聞かせは子供を寝かしつけるときにとてもよい方法だと感じています。ただ早く寝てくれるからという理由ではなく、同じ本を楽しむことによって、親子の絆も深まったのではないかと思います。

寝かしつけに良い本はたくさんありますので、図書館などを利用していろんな絵本を読み聞かせてあげましょう。その中からきっとお気に入りが見つかるはずですよ。

著者:ママリ編集部

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