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有村藍里「“自分らしさ”は無理に見つけなくていい」34歳になって、最近気づいたこと

  • 2024.10.14

こんにちは、有村藍里です。今回は先週に引き続き質問コーナーです。たくさんの質問ありがとうございます!

「好きな小説を教えてください」

普段、小説を読まないのですが(読んだとしても短編小説が多いです)、私が最近読み終わった長編作品が『アルジャーノンに花束を』です。主人公が書く日記ベースで話が進んでいくのですが、最初は読むのに苦戦してなかなか物語に入り込めませんでした。一体どんな物語なんだろう?なんのことを言っているんだろう?と難しかったです。しかし、日々変化していく日記の文章から、彼の頭の中で考えていることが鮮明になっていき、気づけば主人公と同じような気持ちになりながら読み進めていくことができました。心の変化が繊細に表現されていて、どんどん作品にのめり込んでいきました。悲しくなったり嬉しくなったり悔しくなったり。1ヵ月くらいかけて少しずつ読み進めた作品でしたが、こんなにも最後まで読んでみてよかったと思えた小説は初めてです。世の中には、こういう気持ちになれる作品がたくさんあるのだろうと思うと、もっと小説読んでみたくなりました。

「どの季節が一番輝けますか?」

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私が好きな季節は暑くもなく寒くもない、春や秋なのですが、なぜか夏が一番似合うと言ってもらうことがあります。夏生まれだから?そういうのって関係あったりするのだろうか。毎年のように夏の猛暑は続き、外出時に熱中症などに注意するようにと天気予報で言われているように、とにかく暑いし、汗はとまらないし、髪もメイクもよれよれになって、疲労困憊。いつも早く夏が終わればいいのにと思うほどなのですが、気持ち的には夏が一番元気かもしれません。ということは、私にとって夏が一番輝ける季節なのかも……。

「秋は何が食べたいですか?」

秋は栗ごはん、さつまいも、かぼちゃ……。さつまいもは、お味噌汁に入れて食べるのが好きです。かぼちゃはパンプキンスープやプリンが大好き!季節の食材は、やっぱりおいしいですよね。最近は、お野菜たっぷりのスープカレーを作るのにハマっています。カツオのたたきも好きです。カツオは高たんぱく、低カロリーでヘルシー。秋のカツオは栄養満点。毎日食べたいくらい。

「顔がコンプレックスで職場でマスクが外せません」

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私は口元にコンプレックスがあって美容整形をしたので、その気持ちはとてもわかります。その経験があったからこそ思うのは、人の笑顔はすべてを吹き飛ばしてくれる最強の魔法だなってこと。ずっと笑顔でいなきゃいけないということではなくて、普段から少し口角を上げてみるとか、それだけでも印象は変わります。暗い顔をして俯いているより、顔を上げて笑っている方が明るく見えて素敵だし、私自身、そういう人に惹かれるので、やっぱり笑顔って大事なんだと思いました。まずはマスクをしたままでもいいので、常に口角を上げる意識をしてみて! 心もちょっと明るくなれる気がしています。少しずつ慣れたら一歩踏み出してみましょう。

「自分らしさがわかりません」

「自分らしさ」ってなんだろうね。私もいつも考えます。「私はこうだから、こうしなきゃいけない」と、とらわれてしまうのであれば、その自分らしさというものは意識しなくていい気がしています。自分という基盤があって、いろいろな経験や出会いを繰り返して日々変化していくものだと思うし、自分らしいと思っていたことも明日には変わっているかもしれない。ネガティブな自分も「自分らしさ」なのかもしれないし、本当はもっとポジティブになりたい!と思っているのも、また「自分らしさ」だと思います。人と接する時の自分、頭の中にいる自分、それが同じでも違っても全部ひっくるめて「私」なのかなと最近思うようになりました。自分らしくいなきゃ、って周りの理想通りの人でいることや、自分のなりたい理想像を求めて演じる時もあるかもしれないけれど、そうやっていろいろな自分を知ったその先に、しっくりくる「自分らしさ」というものが見つかるのかもしれません。探そうと思って見つかるものでもないのかも。私もまだよくわからないから大丈夫!すべてのご質問にお答えすることはできませんでしたが、また質問コーナーをさせていただく際にはよろしくお願いします。今週も最後まで読んでくださってありがとうございました。有村藍里

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