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もち米と豚の血で作られる、モチモチの「豬血糕」 (ズーシュエガオ) 。【&Taipei 台北の朝ごはん 】

  • 2024.10.14

『豬大郎豬血糕 ズーダーランズーシュエガオ』の 「豬血糕」(ズーシュエガオ) 。

出典 andpremium.jp

台湾で昔から親しまれる小吃に、もち米と豚の血で作られる「豬血糕」がある。豚の血と聞くと驚かれるかもしれないが、生臭さはなく、レバーのような感覚で鉄分補給に食べられることが多い。通化夜市にあるこちらでは、セントラルキッチンで手作りされる新鮮な豬血糕が人気だ。注文すると、竹串に刺さった20㎝を超える巨大な豬血糕を蒸し器から取り出し、醤油ベースの自家製だれ(オリジナルと辛いタイプから選べる)を塗り、ピーナッツの粉を振りかけて提供してくれる。取材日は台風や大雨の影響で提供がなかったが、普段はお好みでパクチーものせてくれて、これが良いアクセントになる。モチモチで甘じょっぱく、日本ではなかなか食せない一品、ぜひお試しを。

豬大郎豬血糕 ズーダーランズーシュエガオ

台北市大安區通化街61號 ☎なし 10:30~翌3:00 不定休 ドリンク店の店先で販売。

※この記事は、No. 131 2024年11月号「&Taipei」に掲載されたものです。

台北在住ライター

近藤 弥生子

出典 andpremium.jp

台北在住の編集・ライター。カルチャー界隈からオードリー・タンまで、生活者目線で取材し続ける。著書に『オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと』(ブックマン社)、『オードリー・タン母の手記「成長戦争」自分、そして世界との和解』(KADOKAWA)がある。

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