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夫を略奪した友人「高級住宅地に一軒家を買ったの♡」私「更地だったよ?」元夫の嘘が明らかになると?

  • 2024.10.14

私の夫は会社経営者。結婚後の生活は質素なもので、夫はお小遣い制にしていたのですが、夫はそれに不満を感じていたようです。そこに現れたのが、私の同級生。夫と同級生はあっという間に不倫関係になり……?

夫と同級生が不倫関係にあることを知った私は、すぐさま慰謝料を請求。慰謝料を支払ってもらった後に離婚届を出すことにして、慰謝料を一括で支払わせました。

その後すぐに、私は物件を購入。すると、同級生は私に対抗しようとして……?

離婚した夫の勝手な言い分

離婚届を提出した連絡をすると、「ようやくかよ」と憎まれ口を叩いてきた元夫。「慰謝料の決着がなかなかつかなかったからでしょ!」と反論すると、元夫はため息をついて「また金の話……そうやってお前の頭には常に金のことしかないから、俺は嫌気がさしたんだよ!」とさらに言い返してきました。

「自分の収入と家計のこと、ちゃんと理解してなかったから私が管理することになったんでしょう?」「あなたの希望と家計の実情を十分考慮して、私なりにいろいろがんばったつもりだったんだけど、分かってくれなかったのね……」と言うと、元夫は「俺は会社経営者なんだぞ?」「使った分、稼げばいいだけの話だろ」と高をくくっている様子。

「ゆくゆくは高級住宅地に家だって買えるんだからな」「そんな将来有望な俺に見放されるなんて、お前もツイてないな!」と元夫。見放したのはこっちだというのに……。

元夫と結婚した同級生からきた連絡

1カ月後――。

離婚後のゴタゴタも落ち着いて、ようやく一件落着、と思っていたところに元夫と結婚した同級生から連絡が。

「やっほー!一昨日まで新婚旅行で地中海クルーズに行ってきたよ~!」と同級生。

「彼、私となら自分らしくのびのびしていられるってすっごく喜んでたよ?」「毎日の食卓もみみっちい節約レシピばっかりでうんざりしてたんだって!」「社長夫人なら、ちゃんといい食材を使って英気を養ってもらわないといけなかったんじゃない?もちろん、私はそうするけど」

こっちの苦労も知らないで……!と言いたくなりましたが、そこはグッと堪えた私。「よかったわね」とだけ言うと、「彼、私との結婚式は大々的に豪華にやりたいんだって!」と同級生。

「だから、披露宴の司会進行と二次会の幹事、よろしくね!」「私たちの共通の知り合いってあんたしかいないし、私たちの幸せな姿を一番身近で見られるチャンスよ?」

同級生の言葉に私はぽかん。しばらく経ってから、「……無理よ」と返しました。すると、「えー!家を追い出されて格安ボロアパートに住むんでしょう?人生で一番豪華な食事を味わえるせっかくの機会なのにー!」と同級生。

さすがの私もカチンと来て、「アパート?私、マンション買ったのよ」「今後売っても損が出ない物件を買ったの。だからしばらくはそっちに住むつもり」「生活を落ち着かせたいから、あなたたちの結婚式には行けないわ。……そもそも行く義理もないけど」と言い返しました。

これで引き下がるかと思ったら、同級生は意外なところに食いつきました。

「は?マンション買ったの?私たちは賃貸に住んでるっていうのに?」

どうして比較されているのかがわからないまま、私はとりあえず「そうよ」と返しました。すると、同級生は斜め上のまったく意味の分からない理論を繰り出してきたのです。

「社長夫妻である私たちが賃貸なのに、浮気された元妻が持ち家なんてバランスが悪いわ」「私たちも早速家を買わなきゃ!」「社長らしく超高級住宅街に新築一軒家を買って、あんたより絶対幸せになってやるんだから!」

元夫の嘘を暴いた結果、元夫と同級生の末路は

2カ月後――。

またも突然、同級生から連絡が。赤いピンの立ったマップと共にメッセージが送られてきたのです。

「同級生の大事な旦那さんを奪ってごめんね~!」

「高級住宅地に新築一軒家を買ったから遊びに来て♡」

「え、更地だったけど……」

「え?」

「な、なに言ってんのよ!彼が私のために買ってくれたのよ!」「家の外観だって見せてくれたし……!」と言う同級生。

しかし、そこに家が建っているはずはないのです。


高級不動産を取り扱う会社で働いている私。同級生が送ってきたマップは、偶然にも私の担当地区でした。そのエリアはもともと更地で、最近やっと買い手がついたばかり。着工はこれからなので、家が建っているわけがないのです。

「じゃ、じゃあ、彼が見せてくれたのはきっと完成予想図なんだわ!」と同級生。しかし、そこの更地を買い上げたのはハウスメーカー。そこの土地と家をセットで販売すると聞いています。年収200万円以下の元夫がおいそれと買えるものではないでしょう。

「え……年収200万もない……?」と、また別のところで驚いている同級生。まさか知らなかったのでしょうか。会社経営者とはいえ、元夫の会社はほぼ売り上げのない零細企業。もともとの金遣いの荒さとどんぶり勘定で、会社の経営は常にカツカツでした。

だからこそ、私は節約を徹底し、元夫をお小遣い制にしていたのです。

「じゃあなんで、あんたは不動産買えるのよ!」という同級生。「私の方が圧倒的に元夫より年収が上だし、ローンも組めたからね」「おかげさまでタワマンのローンもすぐに通りました!」と返すと、同級生からは「タワマン!?」「ねぇタワマンに住むの!?」と立て続けに返信が。もうこれ以上話すことはないと思い、私はそのまま同級生の連絡先をブロックしました。

その後――。

元夫は同級生にやはり嘘をついていたそう。前の家のご近所さんに聞いたところ、「家賃がもったいない」と元夫は同級生を連れて会社のビルに引っ越したらしいです。ゴキブリやネズミの出るあの古いビルで寝泊まりするなんて……私は考えただけでぞっとしてしまいます。

私はセキュリティ万全のきれいなタワマンで一人暮らしを満喫しています。元夫の金遣いに悩まされることもなく、自分のお金を好きなように使える生活、最高です!

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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