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「ダークホースがハリモトの夢を阻む」張本美和、北朝鮮選手に敗戦で金逃すも…… 殊勲の16歳に中国メディアは高評価「可能性は無限大」【アジア選手権】

  • 2024.10.14
張本美和(C)WTT
SPREAD : 張本美和(C)WTT

ITTFアジア卓球選手権2024」は13日、女子シングルスの決勝が行われ、第5シードの張本美和(木下グループ)は第66シードの金琴英(北朝鮮)と対戦。1ー3で敗れ、銀メダル獲得となった。
今大会団体で金メダルを獲得し、三冠の可能性も残していた張本美。16歳の快挙を阻んだ北朝鮮選手に対して中国メディアが言及しつつ、張本美の活躍にも触れている。

■第2ゲーム以降押される展開で敗戦

張本美は準々決勝で世界6位の陳幸同(中国)、準決勝で伊藤美誠(スターツ)に勝利するなど、団体戦の決勝で中国選手に2点取りした勢いそのままにシングルスでも決勝まで勝ち進んだ。
しかし、そんな張本美の前に立ちはだかったのがパリ五輪混合ダブルスで銀メダルの金琴英。張本美は第1ゲームこそ11-6で幸先良いスタートを切ったが、第2ゲーム以降は相手の巧みなレシーブや鋭いフォアハンドなどで押し込まれるシーンが目立った。そのまま2ゲームを連取されると、第4ゲームも流れを止めることができずに敗戦。個人戦での金メダルは逃した。
この一戦には中国メディアも関心を示し、『捜狐』は「キムクンヨンがミワ・ハリモトに3-1で逆転勝利で優勝。ダークホースがハリモトの夢を阻んだ」と見出しを打ちこの試合を報道。記事内では、「ミワ・ハリモトは女子シングルス優勝の最有力候補だった」と下馬評では張本美が優位に立っていたとしつつも、「三冠の夢を阻まれた」と敗戦を伝えている。
それでも、今大会団体の決勝では王芸迪、孫穎莎に勝利し、シングルス準々決勝の陳幸同戦を含めて中国選手に3連勝を飾った張本美の活躍を評価。「世界を代表する3人のエースを破った」とつづり、「世界的な選手である彼女の可能性は無限大だ」とまだ16歳であることに触れながら、今後の活躍にも期待を込めた。
北朝鮮の難敵相手にシングルスでは戴冠を逃した張本美だが、カザフスタンの地で確かなインパクトを残した。

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