人形町にある「フルーツカフェpomp(ポンプ)」は、岡山から届くフレッシュフルーツをたっぷりと味わえるフルーツパーラーです。一番人気は糖度の高い白桃をふんだんにトッピングしたかき氷。大きくカットされた白桃を頬ばれば、みずみずしさが口いっぱいに広がる一品です。
下町エリアのフルーツパーラー
東京メトロ日比谷線、都営浅草線「人形町」駅A2出口から歩くこと3分で「フルーツカフェ pomp」に到着。老舗料理店や雑貨店などが立ち並ぶ「甘酒横丁」を歩き、駅から店までの道のりは下町風情も楽しめます。
ビルの1階にある店舗はカウンターのみ14席の小さな店。白い壁紙の店内にイエローの照明や椅子が差し色となって明るい印象のインテリアになっています。
2種類のフルーツを味わえる、ハーフ&ハーフのかき氷
pompではフルーツの旬によりメニューが変わるものの、通年約15種類のかき氷を提供しています。なかでも一番の人気メニューは「岡山の白桃ミルクかき氷」(大3300円)。こんもりとボリューム感のあるふわふわかき氷に、フルーツソースとミルクソースをかけ、上から大きくカットした白桃丸々一個分をトッピング。
岡山の白桃の旬は6~9月頃で、時期により、トッピングに使う品種が変わります。訪れた日には晩生品種の「瀬戸内白桃」を使用。直送の桃を店舗で追熟させ、甘みと果肉の柔らかさを調整してから使います。甘い白桃の果汁に、すっきりとした甘みのミルクソースのかかったかき氷がさっぱりとしていて、ボリューム感があるのにぺろりと食べられてしまいます。
そして、二番目の人気メニューが「白桃とシャインマスカットのハーフ&ハーフかき氷」です。白桃2分の1個に加え、一粒に甘みをぎゅっと詰め込んだようなシャインマスカットもたっぷりとトッピング。白桃もシャインマスカットも両方味わえる、夢のようなかき氷。
ほかに「白桃とナガノパープル」、「夏いちごとシャインマスカット」など、その時々の美味しい旬のフルーツや仕入れの状況により登場します。
秋から登場するフルーツパフェもチェック
さっぱりとした味わいのかき氷のほかに、秋〜冬の季節は生クリームがまろやかなフルーツパフェも登場します。「シャインマスカットとナガノパープルのパフェ」(3000円)は2種のブドウが鮮やかなパフェ。ナガノパープルの甘みの強く深みのある味わいと、さわやかな甘さのシャインマスカットの個性の違うブドウの味わいの違いを楽しみましょう。
グラスの中には店内で手作りしたソース類。ナガノパープルのソース、シャインマスカットの果肉入りクリーム、生クリーム、白ワインのジュレ、ナッツのクッキー、ミルクジェラートを重ね、少しずついろいろな味を楽しめる、リッチなパフェとなっています。
2019年のオープン以来、好みのフルーツの旬が巡ってくるたびにpompのかき氷を楽しみにしているお客様も多いそう。フルーツそのもののおいしさを引き立てる、かき氷とパフェを味わいに訪れてみませんか。