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スーパーのレジで「さっさとしなさいよ!」【店員への態度がキツい実母】→ 孫のピュアな一言で改心!

  • 2024.10.13

同じ内容でも、言い方ひとつで、受け取り手の印象は大きく変わりますよね。今回は、知人から聞いた、店員への態度がキツい母親の話から、伝え方を考えさせられたエピソードをご紹介します。

画像: スーパーのレジで「さっさとしなさいよ!」【店員への態度がキツい実母】→ 孫のピュアな一言で改心!

店員への態度がキツい母親

うちの母親には、ひとつだけやめてほしいことがありました。それは、店員さんにキツい態度をとることです。

怒鳴るとかでないにしろ、いちいちきびしいのです。
スーパーのレジで「カゴの中の置き方が悪い」「クーポンを持ってないかもっと早く聞くべきだ」など、言ってることが多少理解できるときもありますが、何にせよ言い方がキツい。

「そういう言い方やめなよ」と今まで何度も注意しましたが、母はまったく聞く耳をもちませんでした。

ある日の買い物

そんな母なので、一緒に買い物に行くのは避けたいという気持ちはあるものの、車がない母のため、ときどき一緒に買い物に出かけていました。

先日、母・私・小学生の娘の3人でスーパーへ買い物に行ったときのことです。
母はレジで「あなた、ちょっと手際が悪いわよ」とまた強めの口調で言い出しました。

店員さんの名札を見ると『研修生』の文字が。「ちょっと! 」と母を制し、店員さんに「すみません」と謝りました。

母はそれ以上何も言わなかったものの、店員さんはその後、萎縮してしまっていて、私は申し訳なく思いました。
いつも、母親の失礼な言い方と、さらにそれを防げない自分へイラッとしてしまいます。

娘の発言

その後帰宅したときでした。娘が唐突に、母へ「なんで店員さんに怒ったの? 」と質問しました。

母は「怒ってはないわよ。まあそういうものなのよ」と返したものの、娘は
「でも私、おばあちゃん以外の人であんなふうに言っているのは見たことがないの。ねえ、そういうものってどういうこと? 」と質問をし続けます。

娘はおばあちゃんを責めているのではなく、純粋に疑問に思っているようでした。

今まで私が何度言っても変わらなかった母が、この出来事のあと、店員さんにキツい態度をとることがなくなったのです。

伝え方

今回母が変わったのは、単に孫から言われたのが大きかったのかもしれませんが、伝え方もあるのかなと感じました。

私は今まで母を責めるように指摘してきましたが、そんな伝え方では、なかなか伝わらないよな、と今回の件で実感しました。これからは、責めるのではなく伝えることを大切にしていきたいと思います。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2022年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:橘るい
IT企業での激務を経験する中、落ち込むことがあった日でも、ほっこりしたり笑える良い話に勇気づけられ、自らも読者を元気づけたいと思いライター業をスタート。キャリアを生かして、友人知人に取材。記事にするコラムライターとしてltnで活動中。

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