1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「私の方が女として上」PTA会で美人ママに難癖をつける迷惑ママ。しかし、もっと怖かった人がいた!

「私の方が女として上」PTA会で美人ママに難癖をつける迷惑ママ。しかし、もっと怖かった人がいた!

  • 2024.10.13

これは筆者の友人から聞いた【PTA内での人間関係トラブル】です。打ち上げで「あの女より、私の方がいい女でしょ!」と突然騒ぎ出したママ役員。しかし、それよりも怖い瞬間を目の当たりにしてしまい……?

画像: 「私の方が女として上」PTA会で美人ママに難癖をつける迷惑ママ。しかし、もっと怖かったのは──?

PTAの打ち上げで、突然シンママのPTA副会長が美人ママに絡み始めた!?

これは私の娘が通う小学校で、PTAの役員になった時のお話です。任期の終わる年度末に「1年間お疲れ会」と称した打ち上げが行われました。

月に一度は集まっていたメンバーでしたが、お酒を飲む集まりはそれが最初で最後。その打ち上げで、思いもしない事件が起こったのです。

PTAの役員の中に、Aさんという女性がいました。Aさんは物静かな美人で、自分から発言することはあまりないのですが、与えられた仕事はきっちりやるタイプ。そのAさんに、PTA副会長・Bさんがあからさまに絡んでいたのです。

Bさんは離婚を機に実家に帰ってきたシングルマザー。Bさんの実家は地元でも有名な資産家であることもあり、Bさんは働いておらず、その分育児やPTA活動に時間が割ける環境だと本人から聞いていました。

Bさんは明らかに酔っており「あなた、普段経理の仕事をしているそうね。どうしてPTAの会計係に立候補しなかったの? 普通なら積極的に手を挙げるべきでしょう」など、よくわからない理由でAさんに絡んでいました。

2人の不穏な空気を察知して、周りの人が「まぁまぁ」と止めに入るのですが、Bさんの難癖は止まりません。しかしAさんは俯いたまま、言い返すこともなく黙っていました。

他の保護者と共に「Aさん、大丈夫かな? 助けに入った方がいいかな?」と心配していた私でしたが、このトラブルは予想外の展開に進んでいったのです。

迎えにきた美人ママの旦那に近寄っていったのは、妻ではなくPTA副会長!?

タイミングよく、店員が「そろそろ終了のお時間です」と言いにきて、打ち上げはお開きになりました。

お店の前には、車でお迎えにきたPTA役員の家族が何人か待っていました。その中にAさんの旦那の姿も。Aさんの旦那は保護者の間でも評判のイケメンです。

そんなAさんの旦那に駆け寄っていく人が。妻のAさんかと思いきや、それはなんとBさんでした。

その奇妙な光景に私たちが驚いていると、さらにBさんは「ねえ〇〇(Aさん旦那の下の名前)、なんでこの子と結婚したの? 私の方がいい女でしょう?」とAさん旦那に詰め寄りました。

その様子をポカンと見ていると、後ろにいた人たちが「ねぇ、AさんとBさんとAさんのご主人って、みんな中学の同級生らしいね」「昔、BさんがAさんの旦那にずっと片想いしていたんでしょ? でも旦那さんは大人になってからAさんと付き合って、そのまま結婚しちゃったんだって」とヒソヒソ。

話を聞くと、どうもBさんはAさんの旦那さんに長年片想いをしていた様子。しかしあとから付き合ったAさんが、旦那さんと結婚してしまい、Bさんは諦めて他の人と結婚したがうまくいかずシングルマザーに……という流れのようです。

長年好きだった人と結婚したAさんを逆恨みしているのかもしれませんが、事情はあるにしろ、Bさんの言動にPTAの役員たちは全員ドン引きしてしまいました。

するとAさん旦那がBさんを押し退け、怖い顔で「お前いい加減にしろよ。Aに何かしたら承知しないからな」と牽制。しょんぼりして、勢いがなくなるBさんを、周りの人が抱えるようになだめていました。

「とりあえず、収まりそうで良かった。」と、家に帰ろうとした私でしたが、その時見てしまったのです。Aさんを守るように前に立つ旦那さんの後ろで、Aさんがニヤッと笑ったのを。

役員の任期が終わった後に聞いた噂によると、Aさんは学生時代、Bさんにいじめられていたそうです。ひょっとすると、Aさんにとって、旦那さんとの結婚はBさんへの復讐の意味もあったのかもしれません。

一見、問題ないように見えていたPTAでしたが、ドロドロした“裏側”を感じた出来事でした。

【体験者:30代・女性パート主婦、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。

元記事で読む
の記事をもっとみる