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韓国の“医療ストライキ”の被害はメディアにも…放送延期される韓国ドラマ、いつになったら見られるのか

  • 2024.10.13

韓国では現在、“医療スト”が長期化している。その被害はメディカルジャンルのドラマにまで広がっている。

『賢い医師生活』のスピンオフ作である新ドラマ『いつかは賢くなる研修医生活』(原題、tvN)が公開を延期したなか、新ドラマ『重症外傷センター:ゴールデンアワー』も打撃を受けないか注目される。

今年2月、政府が2000人規模の医学部増員と必須医療政策を発表し、医師及び医学部生がストライキを起こしている。これが「医療ストライキ」だ。専攻医の集団辞職によって触発された医療の空白期間が長くなり、医療スタッフに対する反発心が大きくなっている。

否定的な世論で、最初に被害を受けたのは、大学病院の教授と研修医たちのリアルな病院生活と友情を描くドラマ『いつかは賢くなる研修医生活』だ。

女優コ・ユンジョンを筆頭にシン・シア、ハン・イェジ、カン・ユソク、チョン・ジュンウォンらの出演で期待を集めた本作は、当初、『涙の女王』の後続として5月に編成される予定だったが、ストライキにより放送を下半期に延期に。国民的な情緒を考慮したためだ。

近いうち、ストライキも解決されるだろうという期待とは裏腹に長期化し、国民の反感も高まっている。結局、『いつかは賢くなる研修医生活』は今年の放送リストから完全に除外された。

『いつかは賢くなる研修医生活』
(画像=tvN)『いつかは賢くなる研修医生活』スチールカット

今後出てくるメディカルドラマは大丈夫なのか、関心が集まる。

特に現職医師が執筆したウェブ小説を原作とした『重症外傷センター:ゴールデンアワー』(以下、『重症外傷センター』)が、被害を避けることができるか注目される。

『重症外傷センター』は赤字に苦しむ大学病院「重症外傷センター」に天才外傷外科専門医のペク・ガンヒョクが赴任してからの物語を描く。耳鼻咽喉科専門医である作家のハン・サンイが(本名イ・ナクジュン)が書いた同名のウェブ小説を原作とし、俳優チュ・ジフンとチュ・ヨンウ、ユン・ギョンホらが出演する。

しかし、医療ストライキが長期化し、お茶の間ではメディカルジャンルのドラマを見ることができなくなった。

2024年に放送されたドラマでメディカルを主に扱うドラマはなかなか見られない状況だ。医療ストライキも簡単には決着しないものと見られ、『重症外傷センター』の放送に関しても不安が募る。

(記事提供=OSEN)

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