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【漫画】息子の「不登校」は“学童”が原因 母が激怒した、指導員の“あり得ない対応”

  • 2024.10.13
漫画「学童が何かを隠してる」のカット(わかまつまい子さん提供)
漫画「学童が何かを隠してる」のカット(わかまつまい子さん提供)

フォロワーの体験談を元に、子どもが不登校になった原因について描いた漫画「学童が何かを隠してる」全10話が、Instagramで話題となっています。

ある日突然、学校に行きたくないと言い出した息子。母は理由を尋ねますが、息子は口を濁すばかり。そこで母は息子が通う学童保育へ行き…。読者からは、「この指導員、怖い…」「学童ってかなり影響があるんですね」などの声が上がっています。

繊細な子は学童になじみにくい

この漫画を描いたのは、漫画家のわかまつまい子さんです。Instagramで「HSC」(Highly Sensitive Child:繊細な子ども)をテーマとした漫画を、またブログX(旧:Twitter)でも作品を発表しています。Instagramでは、他にもギャグ漫画を発表するアカウントも運営しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

わかまつさん「小学生の頃、従兄弟のお姉ちゃんが描いているのを見て楽しそうだったので、描き始めたのが第一歩という感じです。中学生の頃も、描いては友達に見せて、『面白い』『次はまだ?』という反応をもらうことがうれしかったですね。

Instagramのアカウントは10年前に開設したのですが、最初の頃は写真の投稿だけでした。現在7歳の長女を出産したときに長女の似顔絵を描き、それを投稿するようになりました。そこから育児絵日記を発表するようになり、漫画になって、今に至ります。最近ではInstagram経由で漫画制作の仕事依頼をいただくようになり、漫画家として生計を立てられるようになりました」

Q.フォロワーの体験談を元にした作品ということですが、このエピソードを取り上げて漫画にした理由を教えてください。

わかまつさん「わが家では、娘を小学校入学と同時に学童保育に通わせたのですが、予想に反して2カ月で退会することになりました。娘は繊細っ子(HSC)で新しい環境が苦手なため、学童が合わなかったようなのです。

フォロワーさんにも同じような悩みを抱えている人が多く、その中に学童で心を痛める経験をされた親御さんがいらっしゃいました。お子さんも私の娘と同じ繊細っ子だとお聞きしてシンパシーを感じ、漫画を描くきっかけとなりました」

Q.もしご自身が、このお母さまの立場だったら、どのようにしたと思いますか。

わかまつさん「私の長女の場合なら、同じように『泣き寝入り』していたと思いますね。私には7歳と4歳の娘がいるのですが、性格が全然違うので、2人が何か壁にぶつかったときにはまったく違う対応をします。もし次女の場合なら、恐らく学校にもっと相談していると思います」

Q.漫画「学童が何かを隠してる」に、どのようなコメントが寄せられましたか。

わかまつさん「『ちょっとしたいたずら心でも、相手からすれば深く傷つき、人生に大きな影響を及ぼすかもしれないことを知ってほしいと思った』『知り合いの子も、学童が原因で学校すら行きたくないと言うようになりました。学童ってかなり影響があるんですね』などのコメントを頂きました」

Q.今後取り組んでいきたいテーマはありますか。

わかまつさん「今はわが家の日常を漫画にしていて楽しんでいますが、SFが好きなので、いずれはそちら方面の作品を描くかもしれません」

オトナンサー編集部

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