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希少な民族衣装が集結!全国のマライカ店舗で「タイの山岳民族巡回フェア」開催

  • 2024.10.12

MALAIKAが全国に展開する「マライカ」が、10月18日(金)より順次、期間限定の「タイの山岳民族巡回フェア - Thailand Hill Tribe Costumes fair」を、全国の店舗で開催!10月1日(火)~15日(火)は、オンラインショップで先行販売中だ。

世界の手しごとや伝統技術を伝える「マライカ」

伝統技術が、安さとスピードを求める現代社会の波に消え去ろうとしている昨今。刺繍、木工、銀細工に織りなど、いちど絶えてしまった技法の再現はむずかしい。

エスニックライフスタイルを提案する「マライカ」では、世界の「手しごと」や職人の伝統技術を使用した商品を紹介。手しごとからは、素材、文化、風土を織り交ぜた歴史や伝統が、人の手により自然に表現され、その温かみを感じることができることから、「マライカ」は、人々に愛されることで、その大事さを伝え、手しごとや職人を守ることにつなげている。

美しく色鮮やかな民族衣装を身に纏うモン族

タイの山岳には、中国南部にルーツを持ち、美しく色鮮やかな民族衣装を身に纏うモン族が住んでいる。モン(Hmong)とは、「空の民」で空に一番近い民族という意味。歴史上の迫害などにより、種族を守るために文字を持つことをやめ、刺繍やアップリケで表現をしてきた民族だ。

モン族が身に着ける民族伝統の手法が輝く民族衣装には、数百種にも及ぶ刺繍などのモチーフ「Paj Ntaub(パンドウ)」が施されており、その1つ1つにきちんと意味が込められているという。

しかしながら、手間がかかる伝統技法の継承者は大幅に減っており、本物の刺繍が施された商品は手に入りにくくなっているとのこと。

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チェンマイのモン族のマーケット[/caption]

30年前、チェンマイのモン族のマーケットを訪れると、民族服を着た年配の女性たちが刺繍をしながら、自分たちが作った刺繍の服やハギレを売っていたが、今のマーケットでは、ジーンズにTシャツ姿の若い女性が、中国製のプリント物(モン族の柄)の商品を売っている。

時代の流れと共に、あの温もりある手しごとが失われつつあるのは寂しいことだが、これが今の現実なのだろう。

限りある貴重な品々をラインアップ

今回、全国の「マライカ」店舗で開催される「タイの山岳民族フェア」では、モン族・カレン族・ヤオ族など、近年継承者が減り大変希少な文化となっている、タイの山岳民族の手しごとによる、限りある貴重な品々を用意。

「モン族リバーシブルロングジャケット」¥39,000、

「モン族リバーシブルジャケット」¥39,000、

「モン族キャミワンピース」¥25,000、

「モン族プリーツスカート」¥25,900、

「モン族プリーツスカート」¥22,000、

「カレン族ポンチョ」¥29,000、

「ヤオ族ヒルトライブパンツ」¥39,000(いずれも税込)といった、現地で買い付けた民族衣装や、伝統手法で作られた生地をオリジナルデザインに落とし込んだ衣料品などを多数ラインアップしている。

先行販売ですでに売り切れとなっている商品もあるとのことだ。

全国の「マライカ」店舗を回る巡回展

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マライカバザール各務原店[/caption]

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マライカバザール白井店[/caption]

「タイの山岳民族フェア」は、希少な商品をより多くの人々に見てもらうため、全国の「マライカ」店舗を回る巡回展として、10月18日(金)を皮切りに順次開催開始。会期については、同店HPのフェア特設ページをチェックしよう。

この機会に、タイの山岳民族の民族衣装を取り入れたファッションアイテムや、「タイの山岳民族フェア」をチェックしてみては。

オンラインショップ先行販売会場:https://shop.malaika.jp/view/category/spc034 タイの山岳民族フェア特設ページ:https://www.malaika.co.jp/fair マライカHP:https://www.malaika.co.jp/

(佐藤ゆり)

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