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服のサイズは単なる記号! オトナは「ちょいゆる」のサイズ感でスタイルアップ

  • 2024.10.12
服に体型が響かないのが基本 (C)maroke/PIXTA(ピクスタ)
服に体型が響かないのが基本 (C)maroke/PIXTA(ピクスタ)

40代に入ると、今まで着ていた服が「なんだか似合わないな…」と急に悩みはじめること、ありませんか? 30代までと同じ服をずっと着続けていても、どうにもしっくり来ない。でも、コーディネートってなかなか難しいし…。

そんなお悩みを解決してくれるのが、パーソナルスタイリストの杉山律子さんです。

「40代からの服は色や形にルールがある」と教えてくれる杉山さんが、誰でもおしゃれになれる垢抜けテクをご紹介。着こなし術を身に着けて、毎日を楽に過ごしましょう!

※本記事は杉山 律子著の書籍『パーソナルスタイリスト直伝 「何を着ても似合わない」を解決するすごい垢抜けテク』から一部抜粋・編集しました。

服に体型が響かないのが基本

40代に入ると、代謝は下がるし、太りやすいし、体型キープも容易じゃありません。

サイズにも敏感になってしまって、服を買うとき、小さいサイズを選んでしまうことがありませんか?

例えば、パンツでMサイズとLサイズがあり、両方ともウエストのファスナーが閉まるようなら、ついMサイズにするというふうに……。お尻のゆとりや太ももの張り具合までしっかり気を配って、決めていますか?

ずばり、言わせてください。

服のサイズというのは、単なる記号です。同じMサイズでも、ブランドやメーカー、アイテムの形によって大きさが変わってくるので、意外とあいまいなのです。こだわるのはやめましょう。

それよりも、気にするべきは着たときの「ライン」。あなたがいかに美しく見えるか、そこを重視してほしいのです。

体にピタッとくっついた服を着ている方をあちこちで見かけます。

特によくあるのは、パンツのお尻の部分に、下着のショーツの線が響いているケース。これは非常に残念です。目のやり場に困ります。

「ワンサイズ上のものなら、素敵に見えるのに!」そう考えずにいられません。さらにいうなら、パンツの下に穿くのは継ぎ目がなくてふちがフラットなシームレスのショーツが理想的です。

トップスでも、その下にブラジャーいらずのブラトップを着る方が増えていますよね。でも、ブラトップのサイズを間違えると悲惨なことに……。

小さいサイズにしたことで、締め付けられた体の余分なお肉が、アンダーバストを支えるゴムの上にぽっこりのっています。トップスにも響いてしまって、太って見えるのです。

試着時に発見したら即ワンサイズアップ!

■下着のラインが見えている

下着のラインが見えている (C)杉山 律子/KADOKAWA
下着のラインが見えている (C)杉山 律子/KADOKAWA

■隙間がない

隙間がない (C)杉山 律子/KADOKAWA
隙間がない (C)杉山 律子/KADOKAWA

そう、後ろ姿って、盲点です。

そもそも、体型がはっきりわかる服って、文句なしにNGです。大事なのは、服と体との間に隙間があること。

ボトムスを選ぶときは、サイズをお尻に合わせることがポイントです。ウエスト部分はトップスで隠れるので、多少ゆるくても大丈夫。腰のあたりまで落として穿くか、ベルトを締めて対応するといいでしょう。

「ちょいゆる」のサイズ感が、あなたをスタイルよく見せてくれるのです。「サイズよりライン」、忘れないでくださいね。

著=杉山 律子/『パーソナルスタイリスト直伝 「何を着ても似合わない」を解決するすごい垢抜けテク』

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