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マットブラックの「Teon」誕生!越前漆器の技光る特別カラー

  • 2024.10.13

アウトドアと伝統工芸を融合したプロジェクトが始動

後継者不足や生産拠点の海外移行など、さまざまな課題に直面している地場産業。福井県越前市も例外ではなく、古くから続く伝統工芸を活性化させるために、新たな取り組みが必要とされていました。

そんな中、地元の人気アウトドアショップ「TECH COUNTRY」と、オープン当初から関わりのあるブランド「LOG」がタッグを組みました。「地元の産業とアウトドアを掛け合わせた新しいものづくり」をテーマに掲げ、プロジェクトを始動。その第一弾として、LOGの人気商品「Teon(テオン)」に、越前漆器の技術を取り入れた特別バージョンが製作されたのです。

約1,500年続く越前漆器の技をTeonに

福井県越前市は、約1,500年の歴史を誇る越前漆器の産地として世界的にも知られています。その中でも1924年創業の「若泉漆器」は、高い技術力と革新的な取り組みで業界をリード。伝統的な漆器だけでなく、食洗機に対応するなど現代のニーズに合わせた業務用漆器の製作に力を入れています。

LOGのメンバーが初めて若泉漆器を訪れた際に目を奪われたのは、ステンレスの柄が漆でコーティングされたカトラリー(写真上)でした。その質感とデザイン性に一目惚れし、「これを自分たちの商品にも生かせないか」と考えたのが、このプロジェクトの始まりです。

職人技が光るマットブラックの「Teon」

左からTeon bowl 370 越前漆器ver. Matte Black、Teon tumbler 260 越前漆器ver. Matte Black

真空断熱構造を採用したステンレス製の器である「Teon」。今回は、若泉漆器の吹き付け塗装技術を生かし、マットブラックの特別なカラーリングを施しました。陶器のような質感と和のテイストが加わり、高級感あふれる仕上がりに!

塗装工程では、職人が一つひとつ手作業でろくろを回しながらスプレーを吹き付けます。機械ではむずかしい微妙な角度や量の調整は、職人の経験と勘によるもの。手に取ったときの特別感は格別です。

アウトドアシーンを彩る機能とデザイン

もちろん、Teonならではの機能性も損なわれていません。真空断熱構造により、冷たいものは冷たく、温かいものは温かくキープ。外気に影響されやすいアウトドアシーンで、飲みものや食べものの適温をキープできるのはうれしいポイントです。

また、マットブラックのシックなデザインは、キャンプサイトを一層スタイリッシュに演出。ブラックギア好きにこそ使ってほしい逸品です。自宅での日常使いにもなじむデザインのため、アウトドアだけでなく普段の生活でも活躍すること間違いなし!

「いつも触れたくなる」アイテムで上質なキャンプを

職人の技が光るマットブラックの「Teon」。高級感や使い心地の良さが、キャンプ時間をさらに彩ってくれることでしょう。同アイテムは、2024年10月5日よりTECH COUNTRY店頭およびオンラインショップで販売中。

さらに、11月ごろからは福井県越前市のふるさと納税返礼品としても採用予定。ふるさと納税を通じて手に入れることで、伝統産業の支援にもつながります。返礼品バージョンは越前和紙で化粧したスペシャルボックス入り。キャンプの相棒にしてみてはいかがでしょう。

【基本情報】
Teon tumbler 260 越前漆器ver. Matte Black
・サイズ:直径78(底58)×高さ86mm
・容量:260mL
・素材:ステンレス鋼
・価格(税込):4,950円
Teon bowl 370 越前漆器ver. Matte Black ・サイズ:直径118(底85)×高さ60mm
・容量:370mL
・素材:ステンレス鋼
・価格(税込):5,500円
 

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