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「うっ...出る!」分娩台の上で起きたハプニング!自分の意思ではどうにもできず…衝撃の展開に!?

  • 2024.10.12

第4子の出産エピソードです。必死でいきんでいる途中で、しっかりと便が出てしまいました。自分でも感覚がはっきりとありましたが、分娩台に固定中で子宮口も全開大で、自分の意思ではどうにもならなかったお話です。

いよいよ出産!!

妊娠39週3日目の朝、陣痛が始まり、私は荷物を持って産院へと向かうところでした。もともと便秘症ではないので毎日快便の生活を送っていて、出産当日の朝もバッチリ済ませてスッキリしたおなかで産院へ向かったのです。

産院へ着くと助産師さんが便通について尋ねてきました。「2、3日出ていない人は浣腸をしたほうが良いですね」との話でしたが、毎日快便で今朝もお通じがあったことを伝えたら、「浣腸はいらないね」とのこと。私も実際のところ浣腸なしでオッケーと考えていました。

昼ごはんをしっかり食べ……

朝からの入院でしたが本格的な陣痛は来ていなくて、のんびりと過ごしていました。そこへ昼食が運ばれてきました。私は、このあとの出産に備えて体力をつけておかねば! と意気込んでしっかりと完食。あとは「強い陣痛早く来て!!」と願うばかりでした。

午後4時を過ぎたあたりからようやく強い陣痛が来て、そろそろ全開大くらいかな? という感覚の中、急に便意が! ひとまずトイレに向かったら、スルッとお通じがあり少しビックリ。しかし、今このタイミングでお通じがあったのなら分娩中に便は出ないだろうな……大丈夫、と自信を持っていました。

いきんだ瞬間に便が……そして娘を出産

しかし、私の自信はどこへやら……子宮口が全開大になって必死にいきんでいたら、何かが出そうな感覚が。そのとき! 助産師さんが看護師さんを呼んだのです。「ビニール取って!!」と言ったその瞬間、いきみながら頭の中では「便が出てるーー!」と実感していました。

先ほどのビニール袋で出てきた便をサッと包み、おしりを拭かれ何ごともなかったように分娩は続きました。そしてまもなく娘は元気に生まれてきたのです。

毎日お通じがあるし、まさか出産時に便が出てしまうとは思ってもみませんでした。しかし実際に経験してみると、本人以外は誰も気にしてないんだな、と思いました。そして助産師さんと看護師さんのあっさりとした処置と対応を見て、「さすがだな!」と感心。何よりも赤ちゃんが元気に生まれてきてくれたことで、オールオッケーな気持ちで終われた出産でした。

著者:優木まり/40代女性・主婦。25歳になる長男を筆頭に4歳女児までの3男1女を育てるアラフィフママ。元美容部員のスキルを生かして美容記事を執筆するほか、子育てや出産関連についても執筆している。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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