松下洸平、小学生キャストの撮影現場での様子に「自分の子供時代を見ているよう」＜放課後カルテ＞

【写真】劇中では笑顔を見せない役柄だが、会見ではとびきりの笑顔を見せる松下洸平

10月12日(土)スタートの松下洸平主演のドラマ「放課後カルテ」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系／※Hulu・TVerでも配信)の記者会見が、10月11日に日本テレビにて行われ、松下と森川葵が登壇。小学校時代のエピソードや、撮影現場でのエピソードを明かした。

人気マンガ原作の保健室ヒューマンドラマ

原作は、日生マユの人気マンガ「放課後カルテ」(講談社「BE・LOVE」所載)。世代を超えて多くの読者から愛されている作品の初めてのドラマ化となる。本作の主人公は、学校医として小学校に赴任してきた小児科医の牧野(松下)。文句ばかりで口も態度も大きい問題ドクターだが、鋭い観察眼で“言葉にできないSOS”を見抜き、未来へ向かう子ども達の背中を押す保健室ヒューマンドラマ。牧野と事あるごとに対立する熱意あふれる学校教師・篠谷を森川が演じる。

松下と森川、小学校時代の過ごし方は真逆

この日電波ジャックで多数の番組に生出演していた2人。出演した番組のけん玉チャレンジで5回ほど成功したそうで、松下は「やりましたよ！」と成功をアピールし会見がスタート。

小学校が舞台の作品ということで、第1話に登場した子供たちから2人への質問が届いた。「小6の時どんな子供でしたか」との質問に、松下は「外で遊ぶのが大好きな子供でした。放課後は外で鬼ごっこしたりとか、缶蹴りしたりとか、川遊びしたりとかしてましたね。今ロケで山とか川とかに行くんですけど、 児童のみんなよりもはしゃがないように気を付けています」とニッコリ。

一方で森川は「松下さんと真逆で、教室の中でお絵描きやトランプをしていました。運動が嫌いかもって思い始めたぐらいの時期で、教室の中で過ごすタイプでした」と振り返る。それを受けて「缶蹴りしたことあります？」と聞く松下に、森川が「実は無いんですよ。友達がやってるのを見て、でも私走れないしなって思って」と返すと、「やりましょう！」と現場での子供たちを含めた缶蹴りを提案していた。

「子役」という言葉を使わないように意識

また、現場の小学生キャストはとにかくパワフルだそうで、松下は「自分の子供時代を見ているような気持ちになることもよくあります。広い場所に出たら、とりあえず男子は走ります。走らずにはいられないんですよね」と話し、森川は「朝早くから撮影してて、『夜疲れちゃうよ、抑えといた方がいいんじゃない？』って思っても、夜になってもずっと走ってますからね」と小学生キャストに驚いたことを明かす。

ぶっきらぼうな牧野を演じる松下は「子供たちは天真らんまんで楽しい子ばかりなので、つられて笑ってしまいそうになったりするんですけど、そこはぐっと抑えて厳しく接することで牧野先生についてこようとするガッツも見せてくれます。僕は今回なるべく『子役』という言葉を使わないようにしてるんです。同じドラマに出る共演者であり、仲間であり、俳優なので。対等に接することでしっかりとついてきてくれるので、すごく頼もしいです」と語り信頼を見せた。

◆撮影・取材・文＝水沢あすみ