【3連休は秋晴れ！日中の寒暖差大、調節しやすい服装を】北海道の週間天気予報　2024年10月11日更新

北海道のあす10月12日(土)からの天気とポイントを、HBCウェザーセンターの児玉晃（こだま・あきら）気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。

HBC「今日ドキッ！」でご紹介している、生活情報「児玉のコトダマー！！」

「３連休は秋晴れ！着るもの迷う～」

秋を満喫できる3連休です。家で読書をするか、車で外出するかによっても着るものが変わりますから、食欲の秋をイメージしておにぎり、芸術の秋をイメージして筆も描いてみました。

3連休も朝晩と日中の寒暖差が大きくなるというのがポイントです。

3連休も晴れて昼間は日差しの力で20度くらいと暖かくなります。
少しの外出なら長袖で外に出られそうです。

ただ、夜は晴れると地表の熱がどんどん上空に逃げて、一ケタ気温のところが多くなります。コートや上着が必要です。
たとえ荷物になっても、調節しやすい服装が必要ですね。

12日の天気と気温です。
道東方面を中心に日ざしがあるでしょう。太平洋側は引き続きうねりを伴う高波に注意して下さい。

最低気温は11日朝と同じか低め。最高気温は11日より高めで、気温差が大きくなります。オホーツク海側の日中の寒さは緩むでしょう。

12日の時間ごとの天気。道央・道南からです。
道央は曇る時間が長いですが、道南は晴れるでしょう。朝は千歳で4度まで下がります。日中は札幌や函館で21度など、過ごしやすいでしょう。

道北・空知です。
朝は晴れて富良野で2度、名寄は1度など冷えるでしょう。日中は雲に覆われますが、気温は20度くらいと平年より高めです。夜は旭川や留萌など通り雨があるでしょう。

道東・オホーツク海側です。
各地で日差しに恵まれます。朝は釧路でこの秋一番低い4度まで下がりますが、日中はグングン気温が上がり、帯広や広尾は20度でしょう。

週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
日曜、月曜は澄んだ秋晴れです。ただ特に月曜の朝は冷えて、最低気温は札幌で7度、北見は1度です。ストーブなど火の取り扱いに気を付けて下さい。

つづいて、太平洋側です。
月曜日にかけてよく晴れます。朝晩は冷えますが、日中は20度前後で、少し体を動かすと汗ばむくらいでしょう。連休が明けると雲が広がりやすくなります。

３日間の札幌です！
12日から14日の天気をもんすけでお伝えします！

ベンチでとうきびを食べたり、紅葉狩りをしたり、体を動かしたり、連休を満喫していますね。
12日は少し雲が広がりますが、日曜月曜はよく晴れます。朝晩と日中の気温差が大きいので、重ね着が必要です。

11日から札幌の日の入りが午後4時台に突入しました。夕暮れ時の事故に気を付けましょう。

文・イラスト： HBCウェザーセンター気象予報士児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ！」の番組内でも独特（？）なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設！予報士のゆる～い日常も見られますよ。

連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。

※11日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。

編集：Sitakke編集部IKU