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「水分すら気持ち悪い」だけでは終わらなかった!吐きづわりの後に待っていた地獄のような日々とは!?

  • 2024.10.12

妊娠初期、私は吐きづわりがひどく、2週間で体重が10kg近く落ちてしまいました。ついに重度妊娠悪阻と診断され、6日間の入院をしました。退院後も安定期までは吐き気との闘いでしたが、やっと落ち着いたと思った矢先、困ったことが……。

猛暑の中、水分ですら吐く日々

妊娠がわかったその日から胸やけのような症状があり、数日後には何をしても吐くという、いわゆる「吐きづわり」が始まりました。それから吐き気は24時間ずっと続き、横になっていることしかできない日々で、仕事も休職。

夏だったので、冷房の効いた部屋にいても水分は必要でしたが、水ですら吐いてしまう状態。吐き気に悩まされ続けた1カ月後、産婦人科の尿検査でつわりの程度を示すケトン体が4+出てしまいました。このままだと栄養や水分が十分にとれなくなってしまうおそれがあるため、ついに入院となってしまったのです。

吐き気がおさまらないまま安定期に

退院したのは妊娠12週目に入ってからでしたが、吐き気が劇的になくなることはありませんでした。ようやく人並みに外出ができるようになったころには、安定期になっていました。

そして、食事も少しずつ量を増やして食べられるようになり、これでおなかの子のことだけ考えていられると思ったある日のこと。気づくと口の中が気持ち悪く、唾を飲み込めなくなってしまったのです。

よだれつわり? 唾が飲み込めない…

吐きづわりの延長なのか、唾を飲み込んだら吐いてしまうような気持ちになってしまうのです。家にいるときはいいのですが、外出時には外から見えないよう、カバーをした500mlの空ペットボトルを持ち歩き、その中に唾を吐き出すことでしのいでいました。

調べてみると、「よだれつわり」と言うものらしく、私だけではないのだと知りました。よだれつわりが治まったのは、臨月に入ってからです。

妊娠中、何かしらのつわりに悩まされていたので、本当につらかったです。私の場合、出産は怖さよりも「あらゆるものから解放される!」という気持ちがのほうが勝って乗り切ることができました。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:畑野ナツミ/2019年生まれの息子のママ。ピアノ講師として、子どもから大人まで幅広い年代のレッスンを担当。音楽関係の記事や、体験談記事の執筆を中心にライターとして活動中。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年5月)


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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