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【塩野瑛久】人前に出る仕事だからこそ、自分なりにスキンケアに力を入れています

  • 2024.10.11

役柄の影響が私生活に出やすいタイプです

役柄の影響が私生活に出やすいタイプです1

──菜々緒さんが演じる『無能の鷹』の主人公・鷹野ツメ子は、どう見ても超有能そうなのに、実は衝撃的に仕事ができない社会人。脚本を読んで塩野さんはどんな部分に魅力を感じましたか?

「すごくおもしろくて、撮影に入るのが本当に楽しみでした。鷹野は誰よりも仕事ができなくて、特殊能力を持っているわけではないのに、開き直って堂々と生きているんですよ。その姿が、新時代の教祖のように見えてきて(笑)。

憧れに近い感情を抱きながら脚本を読みました。鷹野以外のキャラクターも個性派ばかりですが、職場で起きるトラブルや珍事には絶妙なリアリティがあるので、いろんな人に共感していただけるドラマになると思います」

役柄の影響が私生活に出やすいタイプです2

──塩野さんは鷹野と同期である鶸田道人(ひわだみちと)を演じますが、共感できるポイントはありますか?

「鶸田は努力家で有能なサラリーマンで、性格も真面目だし、場の空気も読めるので、基本的に寄り添いやすい役柄だと思っています。商談など大事な場面で緊張するとお腹がユルくなってしまう体質で、取引先から無能だと思われがちなのですが、そこも人間らしくて親しみやすいポイントなのかな、と。

だからこそ、自分とは反対の『無能なのに有能に見える』という鷹野のポテンシャルに圧倒されてしまう気持ちもわかりますし、僕自身も鶸田を演じながら鷹野に振り回される日々を楽しんでいます」

役柄の影響が私生活に出やすいタイプです3

──容姿端麗な塩野さん! 実際のご本人と演じている役柄とのギャップに驚かれることはありますか?

「僕はその時々で演じている役柄の影響が私生活でも出てしまうタイプなので、たとえばヤンキーを演じている時期は無意識のうちに少し態度が大きくなっていると思うんですよ。

反対に、気弱な青年を演じている時期は、どうしても人見知りっぽい雰囲気が出てしまう。それが周囲にネガティブなイメージを与えてしまうこともあるので、初対面の人の前ではできる限り好青年でいるように心がけています(笑)」

美容は心がけているけど、自分が“美容男子”と表現されることには少し違和感があります

美容は心がけているけど、自分が“美容男子”と表現されることには少し違和感があります1

──大河ドラマ『光る君へ』では塩野さんが演じた一条天皇の気品に満ちた美しさが話題になりました。役柄に合わせて美容のルーティンを変えることもありますか?

「一条天皇は明らかに肌が白いほうがハマると思ったので、日焼け対策をすごく頑張りました。UVカット機能があるマスクで首元まで隠して、日傘を差して撮影現場に行っていました。しみ対策でビタミンCの美容液も使っていました。でも、鶸田はそこまで白さが必要な役ではないので、今は紫外線を過剰に気にしない生活に戻りました(笑)」

美容は心がけているけど、自分が“美容男子”と表現されることには少し違和感があります2

──通常モードのスキンケアで心がけていることを教えてください。

「人前に出る仕事ですし、できる限り清潔感を保っていたいので、日頃から自分なりにスキンケアに力を入れているつもりです。でもあくまでも必要最低限のケアなので、“美容男子”と言われることには違和感があるんですよ。もともと肌荒れしやすいタイプなので『スキンケアを頑張らざるを得なかった』という感覚です」

美容は心がけているけど、自分が“美容男子”と表現されることには少し違和感があります3

──仕事の一環として肌荒れ対策に取り組んでいるわけですね。

「そうですね。職業柄、毎日のようにメイクをするので、丁寧にクレンジングをすることを心がけています。やっぱり汚れをちゃんと落とすことが一番大事。

そして、化粧品や乳液は成分をチェックして、炎症を抑えることを目的に選ぶこともあれば、保湿力を重視することもあるし、季節やその日の肌の調子によって使うアイテムを変えるようにしています。でも肌の負担を増やさないためにも、できる限りスキンケアの工程を増やしたくないと思っています」

——性別を問わず、塩野さんが「美しい」と感じる人の共通点を教えてください。

「王道の回答になっちゃうかもしれないですが、メイクもファッションも、トレンドに流されず自分らしさを大事にしている人に惹かれます。それは仕事に対しても同じで、信念や美学を持ちながら働いている人は素敵だな、と思います」

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——塩野さんが所属するLDHには強い信念を持っている人が集まる印象ですが、事務所の仲間から刺激をもらう瞬間はありますか?

「同じ事務所の人とじっくり話せる機会はそんなに多くないんですよ。でも一番仲が良い川村壱馬(THE RAMPAGE)とは気が合うので、たまにご飯に行くと2人で永遠に喋っています。でも最近はお互いに忙しくてなかなか会えないので、ぜひVOCEさんで対談する機会を作ってください(笑)」

【塩野瑛久さん・プロフィール】

塩野瑛久(Akihisa Shiono)
1995年1月3日生まれ。東京都出身。劇団EXILEのメンバー。2012年デビュー。近年はドラマ『天狗の台所』、『ブラックファミリア~新堂家の復讐~』、映画『HiGH&LOW THE WORST X』などに出演。2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』では一条天皇役を好演中。そして、10月11日より金曜ナイトドラマ『無能の鷹』(テレビ朝日系)が放送開始。

テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『無能の鷹』

原作は女性コミック誌『Kiss』(講談社)で連載完結したばかりのはんざき朝未による大人気コミックス。主人公の鷹野ツメ子は、超有能そうな見た目なのにパソコンを起動することもできないほど、実は衝撃的に無能な新人社員。鷹野と同期入社の鶸田道人は、本当は仕事ができるのに、見るからに無能そうな残念サラリーマン。“有能に見える女”と“無能に見える男”の最強タッグが奇跡を起こす!? テレビ朝日系にて毎週金曜11時15分放送中。

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撮影/榊原裕一 ヘアメイク/大槻史菜(MARVEE) スタイリング/金 順華 取材・文/浅原聡

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