1. トップ
  2. 恋愛
  3. 国仲涼子さん「出産で18キロ増。もうドラマには出られないと落ち込んだことも」

国仲涼子さん「出産で18キロ増。もうドラマには出られないと落ち込んだことも」

  • 2024.10.11

NHK朝ドラ『ちゅらさん』のヒロイン役をはじめ、最近では大河ドラマ『光る君へ』での紫式部の母親役など、さまざまな作品で注目を集めてきた俳優の国仲涼子さん。プライベートでは二児の母として育児に奔走中の国仲さんに、結婚、出産を経てドラマに本格復帰した現在の心境や小学生になったお子さんたちとのエピソードを伺いました。

画像集はこちらからチェック!

【画像】国仲涼子さん(45)小学生の息子たちとの家族時間

──10月スタートの新ドラマ『3年C組は不倫してます。』では、不倫の恋に悩む高校生の娘と向き合いながら、自身もかつての恋人との関係に揺れる、複雑な立場の母親を演じている国仲さん。連続ドラマへのレギュラー出演自体が、実に約10年ぶりだそうですね。

次男が今年の春から小学生になり、少しだけ時間に余裕ができたタイミングで今回の作品にお声がけいただきました。台本も素晴らしく、この先はどうなるのか目が離せなくなる展開に「ぜひこの役を演じてみたい」と思い、参加させていただくことになりました。

 

「もう仕事復帰できないかもしれない」と、不安のなかで育児をした時期

──2014年に俳優の向井理さんとご結婚後、翌年に長男を、2018年に次男を出産。結婚、出産を経て、仕事に対する気持ちの変化はあったのでしょうか?

長男を出産後の1~2年は、育児に必死の日々で「もうこのまま仕事を辞めてもいいかな」と思ったこともありました。ただ、徐々に子どもとの生活にも慣れてくると、「やっぱり仕事がしたい」「できるのであれば、俳優という仕事を続けていきたい」との思いが湧いてきました。

でも、当時の私は、妊娠中に大幅に増えた体重が戻せず、寝不足続きで肌もボロボロ。育児で精いっぱいで鏡すらまともに見ない日々を送っていたので、「こんな私には、もう仕事のオファーなんて来ないんじゃないか……」と自信をなくし一人で落ち込むことも多かったです。

 

産後ダイエットには、食事の見直しやピラティスが効果大でした

──その後、再び現場に戻られたきっかけは、何かあったのですか?

幼い子どもたちと過ごす毎日は、大変ながらも愛おしい日々だったのですが、私の心の片隅には常に「このままでいいのかな」とモヤモヤした気持ちが残っていた気がします。だから「この先、仕事のオファーをいただけるかはわからないけれど、いつ話が来ても大丈夫なように準備だけはしておこう」と決めたんです。

実は私、次男を妊娠中に今より18キロも太ってしまい、産後もなかなか体重が落ちませんでした。そこで、まずは大好きな甘いものを控えて根菜類をたくさん食べるなど、食生活を見直しました。ピラティスに通い適度な運動も始めたことで、徐々にですが体重を減らすことに成功。その後、ダイエットだけでなく、家のなかを整えて、好きなインテリアを考えたり、誰に会う予定もないのにお気に入りのピアスを付けたりと日常のなかで気分が上がることをしようと考えるようになりました。家にいても気分を上げる習慣ができたことで、少しずつ前向きな気持ちを取り戻せた気がします。

 

同業の夫とはスケジュールを事前共有しています

──今回、出産後としては初めての連続ドラマへのレギュラー出演となったわけですが、家事や育児と仕事との両立はどうされているのでしょう?

私だけの力で両立するのは、やはり難しいです。家族と分担したり、ときにはシッターさんにお願いしたりして、今は手探りながらもなんとかこなしている毎日です。目まぐるしい日々になりましたが、好きな仕事がようやくできるという気持ちが大きく、クタクタになって帰った夜に子どもたちの宿題の丸付けをしながら寝落ちしそうになっても、今のところそれがストレスにはあまり感じないんです。

夫は同業ということもあり、家事・育児分担は、お互いのスケジュールを事前にカレンダーに書き出して共有して「この日の子どもたちの送り迎えはどうしよう」などと、話し合って決めるようにしています。我が家は「家の中のことは、できる人ができることをやる」というルール。下の子も少しずつお手伝いできるようになったこともあり、夫婦だけでなく家族みんなで協力しています。

──今回のドラマで仕事に本格復帰後、お子さんたちの反応はどうですか?

「ママは今日もお仕事なの?」と言われる日もあります。子どもたちと過ごす時間は以前よりも減ってしまったかもしれませんが、私は子どもたちと四六時中、常に一緒にいることが、我が家にとってのベストではないようにも思っているんです。

これまでは、子どもの日々の持ち物をすべてチェックし、なんでも先回りしてやってあげてしまうことが多かった気がします。でも、下の子も小学校に上がった今、そうやってサポートしすぎるのもよくないな、とも思っていて。「お母さんがお仕事で家にいない日もある」というのは、子どもにとって大きな変化かもしれないけれど、これを機に徐々に自分でできることも増えてくれたらいいなと思っています。

私自身も、ロケなどで久しぶりに一人になる時間ができたことで、育児をしている自分と、外で働く自分との切り替えができているような気がします。今はドラマの撮影現場の休憩中に、コーヒーを飲める時間すらありがたいです。子どもたちと一緒だと「ねえねえ、お母さん。トラとライオン、どっちが強いと思う?」なんて突然聞かれて、静かにコーヒーを飲む時間などなかったですからね(笑)。

最近の国仲さんは……?

小学生の子どもたちと一緒に味噌作り。2月に仕込んで、この10月にようやく完成しました。手作り味噌の味は格別です!(ほかの画像はこちら

(毎週火曜日 24時24分~ 日本テレビ系で放送中)

“18歳成人”の実施に伴い、親の同意なく結婚できるようになった高校3年生のクラスを舞台に、初恋、妊娠、結婚、不倫を描く学園不倫サスペンス。生徒はもちろん、親や教師も不倫中。交錯する想いが、ある事件へと繋がる。

 

PROFILE

国仲 涼子(くになか りょうこ)さん

1979年生まれ、沖縄県出身。2001年に放送されたNHK連続テレビ小説『ちゅらさん』でヒロインの恵里役を演じ、第26回エランドール賞「新人賞」などを受賞。その後、ドラマ、映画など幅広く活躍。2024年10月スタートのドラマ『3年C組は不倫してます。』では、約10年ぶりに連続ドラマへのレギュラー出演中。2014年に俳優の向井理さんと結婚し、二児の母でもある。

取材・文/小嶋 美樹 撮影/秋山 博紀 スタイリスト/南まりい ヘアメイク/谷口里奈

\あわせて読みたい/

ぐっち夫婦 チキンソテーのつけあわせ、「粉チーズ」があれば!

「生まれつき難聴」「英語がまったく話せない」私が“子連れ米国移住”した理由

【シウマさん今月の数字占い】10月は「当たり前のことをちゃんとする」と運気がアップ!

元記事で読む
の記事をもっとみる