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【MLB】“4戦アーチなし”のジャッジ、PS初の長打でリーグ優勝決定戦へ手応え「ポテンヒットでも大歓迎」

  • 2024.10.12
ヤンキースのアーロン・ジャッジ(C)Getty Images
SPREAD : ヤンキースのアーロン・ジャッジ(C)Getty Images

メジャーリーグは10日(日本時間11日)、プレーオフ地区シリーズの「ロイヤルズヤンキース」第4戦が行われ、ヤンキースが3-1で勝利。対戦成績を3勝1敗とし、リーグ優勝決定戦進出を決めた。先発ゲリット・コール投手が7回1失点の好投。ジャンカルロ・スタントン外野手が連日の打点を挙げるなど、敵地ファンを沈黙させた。
一方で、主砲のアーロン・ジャッジ外野手は二塁打を放って今ポストシーズン初の長打を記録したものの、4試合連続でアーチなし。試合後、現地メディアの取材に応じたジャッジは、自身の状態とリーグ優勝決定戦に向けての意気込みを語っている。

■コールの快投でロイヤルズに快勝

リーグ優勝決定戦進出へ王手をかけて臨んだヤンキースは、エースのコールが7回6安打1失点4奪三振の快投。5回までロイヤルズ打線を2安打に封じ込めると、6回のピンチも1失点で凌ぎ、リードを保ったまま後続へとマウンドを託した。
打っては初回、フアン・ソト外野手の一打で幸先よくヤンキースが先制。5回表はグレイバー・トーレス内野手の適時打、6回表にはジャッジの二塁打を皮切りに、スタントンの適時打で追加点を挙げてコールを援護した。コール降板後は、2番手クレイ・ホームズ投手、最終回はルーク・ウィーバー投手がロイヤルズ打線を無安打で締めて逃げ切った。
地区シリーズ4試合で、首位打者ボビー・ウィットJr.内野手をわずか2安打に抑え込むなど、ヤンキース投手陣の奮闘が光るシリーズとなった。

■「結果が出るのは嬉しい」

試合後にメディアの取材に応じたジャッジは、「自分がヤンキースに来てから、まだペナントを獲得(ア・リーグ優勝)できていない。我々のチームは、このチャンスをとても楽しみにしている。特別なものになるだろう」と、意気込みを語った。地区シリーズでは本塁打なし、13打数2安打だった成績を問われると、「(今季ポストシーズン初めての長打が打てて)良い感じだったよ。結果が出るのは嬉しい。この時期なら、ポテンヒット4本でも大歓迎だ」と意に介さず。復調のきっかけも掴みつつある様子だった。
ヤンキースは14日(同15日)から、ガーディアンズとタイガースの勝者と対決。ジャッジは2016年のメジャー昇格以来、超えたことのない壁に挑む。悲願のワールドシリーズ進出、世界一奪還のためには、自身の猛打復活が欠かせないことは誰よりも理解しているだろう。

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