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日本代表との試合に「恐れるものは何もない」 日本を知り尽くした豪指揮官が決戦に自信

  • 2024.10.11
日本代表との試合に「恐れるものは何もない」 日本を知り尽くした豪指揮官が決戦に自信
日本代表との試合に「恐れるものは何もない」 日本を知り尽くした豪指揮官が決戦に自信

Text by 佐伯洋(編集部)

10日に行われたアジア最終予選で、中国に3-1と逆転勝利したオーストラリア代表。

先月グラハム・アーノルド前監督の辞任により新たに就任したトニー・ポポヴィッチ監督は、初陣を見事に勝利で飾っている。

この日の結果、オーストラリアは勝点4に伸ばしてグループCの2位に浮上した。15日(火)には、勝点9で同組の首位を独走する日本代表との大一番を迎える。

ポポヴィッチ監督は中国との試合後、「もっと良くなる。もしこの(中国戦での)パフォーマンスを改善できれば(日本との)試合に勝てる。それが本当に重要なポイントだ」と日本戦に向けた展望を語った。

オーストラリアがAFC(アジアサッカー連盟)に加盟した2006年以来、日本とオーストラリアの両国はライバル関係にある。一方でオーストラリアは日本の地でサムライブルーに勝利したことはない。

それでも指揮官は「日本で勝つことはもちろん大きな挑戦だが、大きなチャンスでもある」と話し、日本戦について「恐れるものは何もない」とプライドをのぞかせた。

ポポヴィッチ監督は現役時代にサンフレッチェ広島でプレーし、日本代表の森保一監督とはチームメイトだった。

51歳になった指揮官は森保監督を「素晴らしい人物」と称え、「日本サッカーの進化、そして彼がどのように変化をもたらし、選手を入れ替えながらプレースタイルを向上させたかが分かる。だから彼のことをとても嬉しく思う」と語った。

二人は今でも友人関係にあるが、勝負となれば話は別だ。

ポポヴィッチ監督は「自信を持ってそこに向かわなければならないが、アデレード(中国戦の会場)で見せた細かい部分を改善すればチャンスが生まれるということも分かっている。それがわれわれの目指していることだ。2試合とも勝ちたい」と勝利への意欲を見せていた。

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