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海外旅行に子ども達を連れて行ったら、彼らの人生は変わるのか?そう簡単にはいかないからこそ面白い。

  • 2024.10.10

友人がダンススクールの先生をしています。彼女は私と幼稚園が同じ。幼稚園から交流があるのではなく、卒園時に全然違う地域に彼女の家族が引っ越し、その後たまたま知らずに学生時代に再会。友人となり、しばらく経ってから何だか話していると幼稚園時代の過ごし方が非常に似通っている。まさか!同じ幼稚園?そう、お互い名前を言い合うと一緒じゃない!すごい偶然!ってこどがあったのです。そんな彼女との関係は、大人になり、お互い子ども子育てが始まってからも続いています。彼女をダンスへと引っ張り込んだのは、

幼稚園のお遊戯会 と ディズニーランド

だったとのこと。ほうほう。同じ幼稚園だったこともあり、分からなくもない。あの幼稚園は、地域で一番大きいホールを借りてお遊戯会をしていました。衣装も親が手弁当で作り、妖精役は妖精のようなスパンコールが散りばめられた衣装を着て、お姫様はそれはそれは一目で分かる衣装を見繕っていました(親は絶対大変だったと思う)。ステキなドレスを着て、広いホールでピカピカの照明が当たって…想い出に残った子どもは沢山いたと思います。彼女はそのお遊戯会で、グッときたらしい。なるほど。そして、ディズニーランド。分かる。激しく共感。あそこは間違いなく夢の国です。建物の細部までミッキーが施されていたり、ちょっとしたキャストの立ち居振る舞いも来場者の心をくすぐります。大好きな場所ですが、関西在住だとおいそれと行ける国ではない。個人的には明日にでも赴きたいですが、ここ10年くらい行っていません(あぁ、夢の国)。でね、何が言いたいのかと言いますと、私も同じ幼稚園に通っていましたし、彼女と同じようなタイミングでディズニーランドに連れて行ってもらいました。今も忘れないくらいの感激もしましたし、一生の想い出だと思っています。しかし、彼女とほぼ同じタイミングで同じような経験をしましたが、

ダンスの先生になろうとは、思わなかった

うん。良い悪いではなくて、彼女と同じ角度では、刺激を受けなかったと言いますか…(私にダンスのセンスがないこと一番の要因かもしれませんが)。**********************昨年から今年にかけて、コロナも明けたこともあり、子供達と海外旅行に出かけています。2023年の夏はシンガポール、2024年正月にはグアム、春休みはマレーシア。そしてこの夏にスイスとフランス。ええ。正気の沙汰ではありません。お金持ち?違います。結婚してから15年、第一子が生まれてから10年とちょっと。海外旅行のために蓄えていたのです。その資金も底をついたので、いよいよマンション購入のための頭金にも手を付けたのです。お家は約50平米の賃貸マンションに5人で住み、旅行に全振りしています。では、ここで今日の本題。海外旅行に連れて行った子どもとそうでない子どもでは、人生は変わるのか?個人的な感想。

人によるのではないか

と思うのです。少なくとも我が子達が、海外旅行をすることで人生がガラリと変わったとは思えません。直近の小学校の成績が伸びた。英検にスルッと受かるようになった。なんてございません。英検にはちゃーんと落ちていますし、学校の成績も変わりません。英語をコンセプトにした旅行スケジューリング、例えば語学の短期留学カリキュラムだったら別かもしれませんが、ごく普通の家族旅行。いきなり帰国翌日からスーパーキッズになるようなことはない。旅行後は少しばかり英語に興味を持つことはありますが、毎日ノリノリで勉強したがるなんてないです。では、意味はないのか。子供との海外旅行?では、意味ないのか。海外旅行?うーーん。旅行が終わって約2か月の率直な感想。人生を変えるという意味では、他の方法を採用するのが一つかもしれません。海外旅行はお金もかかりますし、コストパフォーマンスもタイムパフォーマンスも良いとは思えない。映画や本から得る刺激の方が心揺さぶられることもある気がします。ただ、個人的に、海外旅行に行ったからこそ、行く前と言った後でここは違うかな~と思うのは…

愛着の湧く国が、日本以外にもできた

とは思います。特にスイスでは友人宅で過ごしたおかげで、現地の暮らしを少しばかり覗くことができました。朝、友人宅の家の前の空き地でサッカーやバスケットをしたり、景色の良い所にお散歩にでかけたり。真夏にはおススメしないと言われつつ、チーズフォンデュを「暑いなぁ~」と言いながら食べたことも、とっても良い想い出です。子供だけではなく、大人にとっても『大切な想い出の場所』になったのは明白です。『知っている・行ったことある』という単純なことですが、人生、意外とあそこもここも行けるものではない。でね、我が家はお金の関係もあり、しばらくの間、貯金に走ります。もちろん明日にでも海外旅行に行きたいです。でも資金面を考えると、海外旅行に行くことは当面ないと思われます。そして、海外旅行に行ったからこそ、『現地に行く刺激が全てではない』・『日本でも出来ることがある』ということも分かりました。(もちろん、行ったからこその経験は宝物ですが)子供達の興味がある国を地図で調べ、図鑑でどんな国かをリサーチしたり、その国の料理本を図書館で借りてきて、見よう見まねで休日に作ってみたり…テレビである国のスペシャル番組を見た後、地図を広げて日本からどれくらいで行けるんだろ。行けるとしたらどのフライトがあるか、何空港がよいか。日本を出た後、陸路もあり?なんて調べてみたり。妄想することで、ワクワクや新しい発見が広がります。冒頭の友人のように、幼少期の経験がその後の人生に大きな影響になるかどうかは分かりません。そのため昨年、今年と大金を積んだ海外旅行から、大きな利益が得られるかどうかはよく分かりません。

でも、私は楽しかった。

子ども達もとっても楽しかったと言っていますが、大人の私が大金を払ったこと、しばらくマイホームが買えないことを後悔しないくらい楽しかったと思っています。それが全てかな。貧乏性の私はついつい使った分だけ見返りを求めてしまいがちですが、リターンを期待せず、これからも、家族や友人と一緒にいられる特別な時間をかみしめたいと思うのです。では、またです!

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