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【MLB】今オフにFAとなるテオスカー・ヘルナンデス、ド軍との契約延長交渉は難航か 「大金を支払うことに躊躇するかも」と米メディア

  • 2024.10.11
ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス(C)Getty Images
SPREAD : ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス(C)Getty Images

ドジャースは9日(日本時間10日)、敵地で行われたパドレスとの地区シリーズ第4戦に臨み、8-0で完勝した。これで通算成績は2勝2敗のタイとなり、両チームはリーグ優勝決定シリーズ進出をかけて、11日(同12日)にドジャースタジアムで第5戦に臨む。
この日の試合前にはテオスカー・ヘルナンデス外野手が取材に応じ、今オフにフリーエージェント(FA)となる自身の去就について言及した。

■「ポストシーズンのプレーに集中」

大谷翔平投手が本塁打を打つたびに、ベンチ前で“ヒマワリの種シャワー”を浴びせて祝福するT・ヘルナンデス。大谷と仲が良いことでも知られる陽気なドミニカンは、8日(同9日)の同シリーズ第3戦で満塁弾を放つなどポストシーズンに入っても存在感を発揮している。
会見ではポストシーズンに関する質問のほか、今オフにFAとなるため去就に絡んだ質問も飛んだ。
「今はFAについてはまったく考えていない。明日のことよりも、今日チームの勝利にどう貢献できるか、そればかり考えている」と話したT・ヘルナンデス。
この会見を受けて、米スポーツメディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は自身のX(旧ツイッター)更新。「テオスカー・へルナンデスは、彼がほぼ1年中言ってきたことを繰り返した。彼はFAについて考えておらず、彼(および彼の代理人)はドジャースと契約の延長交渉を行っていない。彼はシーズンを通して、ロサンゼルスでプレーすることの素晴らしさを声高に語っていた」とつづり、投稿した。

■来月32歳「長期契約望めない」

昨オフにマリナーズからFAとなり、2350万ドル(約34.6億円)の単年契約でドジャースに加入したT.ヘルナンデス。当初は複数年契約を求めていたが、金額含めて希望にマッチするオファーは届かず、ドジャースとの1年契約で落ち着いた経緯がある。
今季は打率.272、33本塁打、99打点をマーク。勝負強さも光り、印象的なシーズンを過ごした。本人としては来季以降も引き続きドジャースでプレーすることを望んでいるが、事は簡単に運ばない可能性もあるという。
移籍情報を扱う米メディア『TRADE RUMORS』は、T・ヘルナンデスは来月32歳になるため長期契約は望めないと指摘。その上で「T・ヘルナンデスの生産性を考えると、ドジャースがこのオールスター選手を引き留めるために何らかの努力をするのは当然だ。しかし、30代半ばまで続く複数年契約と、それに合わせて大金を支払うことには躊躇するかもしれない」と主張。ドジャースの提示するオファーが、T・ヘルナンデスを満足させるかどうか不透明だとした。
交渉がまとまらなければ、ドジャースは代替選手を探すことをためらわないとも言われており、来季も大谷との“仲良しコンビ”が継続するかどうか見通せない。

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