1. トップ
  2. 「すごい配役」「知らなかった」社会現象にもなった『ROOKIES』 実は豪華すぎるキャスティングが話題に

「すごい配役」「知らなかった」社会現象にもなった『ROOKIES』 実は豪華すぎるキャスティングが話題に

  • 2024.11.24

10代の若者を中心に絶大な支持を得た森田まさのりの同名の野球漫画を連続ドラマ化した『ROOKIES』(2008年/TBS)。高校野球を通して問題児たちを更正させる熱血教師の活躍と、不器用ながら再びはい上がろうとする生徒たちの成長を描き、大きな感動を呼んだ本作。

2024年には、Netflixでも配信され、キャスティングにも注目が集まっている。時を経ても変わらずに観る者の心を動かし続けるこの青春物語の魅力に迫ってみたい。

undefined
(C)SANKEI

個性豊かな“ニコガク”野球部の面々と彼らを見守るキャスト陣が豪華!

夢を大事にする野球部の顧問である川藤を演じたのは、佐藤隆太。

金髪、モヒカン、長髪、ヒゲなど、見た目“不良”のオンパレードな野球部の面々だが、友情に厚く、野球に真摯に向き合っているひたむきな姿が尊く、心を奪われずにはいられない。

野球が大好きで誰よりも野球部の復活を望み、川藤とともに“ニコガク”野球部を再始動させた御子柴(小出恵介)。ユニフォームに袖を通した御子柴を見て、胸を張れる高校時代にするべく続いたのが、モヒカンがトレードマークのお調子者だが負けず嫌いで野球部一の俊足の関川(中尾明慶)。

男気にあふれ“舐められることが大嫌い”でけんかっ早い若菜(高岡)。打撃が苦手だが根性のある男・桧山(川村陽介)。「ニャー」が口癖だった長髪の湯舟(五十嵐隼士)。そして、冷静な一面を持つドレッドヘアの岡田(佐藤健)。「甲子園出場」という夢を誰よりも持っていたチームのエースピッチャー・安仁屋(市原隼人)。寡黙&不器用で誤解されやすいが本当は仲間想いの新庄(城田優)。

野球センスは低めだが悪球には強く平塚(桐谷健太)、暴走気味な平塚の言動にいつもツッコミを入れているが運動神経がいい今岡(尾上寛之)。そして、彼らをサポートするのが、安仁屋の幼なじみで野球部のマネージャーとなった塔子(村川絵梨)。

「部活メンバー以外もすごい配役」「綾瀬はるかは知らなかった!」さらに豪華な配役

そんな個性豊かな野球部の面々の、本気の野球と息の合った掛け合いも見どころ。彼らが目指す甲子園出場の道には、予想だにしない困難が立ちはだかる。だが、それでも仲間を信じ、野球に打ち込むことで絆を深めた彼らの友情劇が、視聴者の涙を誘った。

また、川藤の理解者であるりえ先生を演じた吹石一恵、御子柴の姉を演じた綾瀬はるか、川藤の教え子役の森山未來など豪華キャストの出演も特筆したい。2024年の配信を見た視聴者も「部活メンバー以外もすごい配役」「綾瀬はるかは知らなかった!」などと言った声も上がっている。

物語を楽しむのはもちろん、キャスティングにも注目しながら、改めて観返すのも、おすすめだ。



ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。

※記事内の情報は執筆時点の情報です