「もう帰りたくないですよ」インド人女性が母国に持って帰りたいと思う”意外なモノ”に…「日本愛が伝わってきます」

東京都内で、さまざまな国の人が安心して暮らせる国際交流シェアハウス“サムフラハウス”。そこで暮らす仲間たちが、外国人から見た“日本の魅力”や、海外の現状などをYouTubeにアップしています。チャンネル登録者数は32.9万人（2024/11/20時点）を誇ります。

今回は、YouTubeチャンネル『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』にある数多くの人気動画の中から『インド人が日本人のある行動にカルチャーショックを受ける理由』をピックアップ！7.1万回以上再生（2024/11/20時点）されているこの動画では、インド出身のシワニさんが、日本に来てカルチャーショックを受けたことについて紹介しています。

インド人女性が日本でカルチャーショックを受けたこととは…？

今回動画に登場するのは、インド出身のシワニさん。勉強のため、佐賀にある日本語学校にやって来て、そのままIT系の企業に就職し、現在は東京で暮らしているそうです。

日本に来てどんなことにカルチャーショックを受けたかを質問すると「日本人の優しさ」と笑顔で答えます。特に、お店での日本人の接客が良いと感じたそうで「インドに持って帰りたい」と感じたのだとか。

日本に来る前から“日本の接客は世界一”だと耳にしていたシワニさん。来日後、実際に接客を受けてみて「すごい優しいなと思いました」と話します。必要な手続きをするため銀行に行った際、窓口の店員さんがとても丁寧に対応してくれたそうです。資料の中にシワニさんが分からない言葉が出てくると、一つ一つ翻訳してくれたそうです。

役場に行ったときも、職員さんは英語で対応してくれたり、分かりやすくきちんと説明してくれたそう。インドでは分からないことがあっても“こっちは知らないよ”といった感じで、相手にしてもらえないようです。

また“インド人は毎日カレーとナンを食べる”と思い込んでいる日本人が多いことにも驚いたそう。特に、インドの一般的な家庭にはナンを作ることができるオーブンがないため、食べるのはレストランに行ったときぐらいなのだとか。

ちなみに、インドでは地域によってカレーの味や呼び方が違うようで、南インドの方では“カリ”と呼び、北インドでは“ダール”や“サーグ”と呼ぶのが一般的だそうです。

他にも、“インドではカーストによって仕事が決まる”と思っている日本人がいまだにいることにも驚いたそう。ひと昔前はそのような制約もあったようですが、今はそのようなことはなく、生まれたときから日本と変わらない状況のようです。

さらに、シワニさんは、日本のコンビニもインドへ持って帰りたいと思うほどお気に入りだそうです。単に商品を売っているだけでなく、コピーができたり、マイナンバーカードがあれば住民票が取れたり、レターパックで書類や小さな荷物が送れたりするなど、さまざまなサービスが利用できることに感動したと言います。

ちなみに、日本のカレーはインドのカレーとは作り方が違うようで、肉や野菜など、さまざまな具材が一緒に煮込んであることに驚いたそう。さらに、トッピングや辛さがいろいろ選べる点もお気に入りとのことで「日本のカレーもインドに持って帰りたい」と語りました。

日本に来て5年になるシワニさん。日本に来てたくさんのことに驚いたものの、生活にはすっかり慣れ「もう帰りたくないですよ」と口にするほど、日本のことが大好きになったようです。

動画にはたくさんのコメントが！

この動画のコメント欄には以下のようなコメントが寄せられていました。シワニさんの日本愛を喜ぶ人や、インドの現状を知って驚いている人が多いようです。

シワニさんの日本愛が伝わってきますね。

インドの方に日本を好きになっていただいて本当に嬉しいですね。

地域によってカレーの呼び方違うんですね！

カーストはだんだんなくなってきたのですね。

今回の動画では、インド人から見た日本の優れた点や、日本人が誤解しているインドの現状などを再認識することができました。

動画：『インド人が日本人のある行動にカルチャーショックを受ける理由』
協力：『サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】』

サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】
東京都内で、さまざまな国の人が安心して暮らせることを目的とした国際交流シェアハウス“サムフラハウス”。イタリア人のテシさんなど、シェアハウスの住人や友人たちが立ち上げたYouTubeチャンネルに多くの動画をアップしています。外国人から見た“日本の魅力”や海外の現状などを紹介中です。

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。

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