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「お前、ナメてんのか!」後輩芸人に大激怒…遅刻が大嫌いな“超大物お笑い芸人”といえば?

  • 2024.11.25
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

芸人たちは、その派手で自由なイメージから、プライベートでも型にはまらない行動を取ることが多いと思われがちです。みなさんの中にも、テレビやラジオで語る破天荒なエピソードから、「芸人はおおらかで自由な性格が多い」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、芸人として成功を収めた超大物たちは、時間に対する意識も高く、特に「遅刻」を嫌う人が多いのだそう。中には、遅刻した後輩に対して怒りを露わにし、厳しく注意したというエピソードも少なくありません。今回は、後輩に対してプロフェッショナルな姿勢を示した大物芸人のエピソードをご紹介します。

遅刻してきた後輩芸人に大激怒した大物芸人とは?

さて、クイズです。たくさんの人を笑わせ、たくさんの後輩芸人から慕われていた大物芸人。あるとき、その芸人の付き人が収録に遅刻してしまいました。優しくおおらかな人柄で知られる大物芸人は、収録後声を荒げて「ナメてんのか!」と大激怒したのだそう。さて、この大物芸人とはいったい誰でしょうか?

ヒント…

①お笑い界のレジェンド

②東京都東村山出身

 

芸人としてのプロ意識を強く持っていた

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(C)SANKEI

答えは…“バカ殿様”として知られている志村けんさんです!

志村さんは、お笑い番組『ドリフ大爆笑』をはじめ、数多くのテレビ番組でお茶の間の人気者となった“お笑い界のレジェンド”的存在。そのユニークなキャラクターと優れたコメディセンスでたくさんの人を笑わせ、今もなお心に残っていますよね。そんな志村さんは誰よりもプロ意識が高く、またテレビで愉快なキャラクターとは裏腹に、弟子に見せる顔は厳しかったのだそうです。

そのエピソードの一つとして有名なのが、ある後輩芸人に対する厳しい叱責です。このエピソードは、志村さんが後輩芸人の時間に対する意識の甘さを見逃さず激怒したというもの。志村さんの付き人をしていた後輩芸人・げそ太郎さんは、ある日、一度だけ大幅に遅刻してしまいました。すると志村さんは収録終わりに、「お前、ナメてんのか!」と朝まで説教をしたのだそうです。

志村さん自身が遅刻を決してしないことで知られており、仕事の現場では常に時間通りに到着していました。これが後輩芸人にとっては、ひとつの「お手本」として意識されていたことでしょう。志村さんの厳しさは、単にルールに対する厳格さではなく、芸人としての自覚とプロ意識を次世代に伝えようとする思いが込められていたのです。

芸人という仕事に誰よりも真摯で真剣に向き合う姿勢は、まさにプロフェッショナリズムの体現者でした。芸人としてのユーモアや楽しさを提供するだけでなく、仕事に対する真摯な姿勢を見せることで、後輩たちに良い影響を与え続けた志村さん。遅刻一つを取っても、それがいかに大切なことかを後輩に伝えるために、厳しく指導する姿勢は、彼の人柄の一端を示しているといえます。

エピソードを知るとより好きになるかも

志村さんが大物芸人になってもなお時間管理を徹底していたのは、芸人としての信念があったからではないでしょうか。ファンや共演者に対しても常に真摯な姿勢を貫き、その影響力を持ち続けた志村さんのエピソードは、今なお多くの芸人たちに語り継がれています。