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13年前の名作“日曜劇場”の役作りのため3ヶ月間イギリスへ…携帯電話も持たずに生活していた“大物俳優”は?

  • 2024.11.24
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

役者の役作りエピソードは、時に驚きと感動を与えます。自身の人生をかけて役に向き合うその姿勢から、俳優という仕事の奥深さを感じさせられますよね。中でも、ある俳優が日本との連絡を完全に断ち切り、イギリスで3カ月間ひっそりと暮らしながら役作りに専念したという話は特に注目されています。

さて、ここでクイズです。携帯電話も持たず、インターネットも開かず、役作りのためにイギリスでアパートを借りて暮らしていた俳優は誰でしょうか?

ヒント① 映画『キングダム』シリーズに出演する俳優

ヒント② モデルとしてパリコレ出演経験がある

 

「自分が全然違う場所にいたらどうなるか?」

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(C)SANKEI

答えは、俳優の大沢たかおさんです!

大沢さんは、人気ドラマ『JIN-仁-』の主演を務めた際、役作りの一環として、イギリスで3カ月間にわたって携帯電話やインターネットから離れた生活を送りました。この経験について大沢さんは、過去のインタビューで詳細に語っています。

ロンドン郊外の民家の一部屋を借りた大沢さんは、日本の情報をすべてパソコンから削除し、携帯電話も持たない生活を実践しました。これは、ドラマのテーマである「タイムスリップ」を自分の中で体感し、「自分が全然違う場所にいたらどうなるか?」を考えるためだったといいます。

また、このイギリス滞在には役作りだけでなく、俳優としての葛藤や挑戦、挫折も背景にありました。大沢さんは、マーティン・スコセッシ監督の映画のオーディションに合格するなど、世界進出のチャンスを掴みかけていたものの、「ファイナンスの問題で映画(自体)がなくなって」と映画が製作中止に。日本での『JIN』の仕事が決まりつつも、自身の進むべき道を模索していた時期だったのです。

エピソードを知るとより好きになるかも

大沢さんは「役作り」としての意義を語る一方で、「ある種エスケープ(逃避)のようなものでもあった」とも明かしています。ハワイのようなリゾート地ではなく、ロンドンのような「どんどん埋もれていく感覚がある」場所を選んだ理由について、「快適すぎると本当の自分を直視できないから」と語っています。

その3カ月間は、公園を走りながら「次の仕事どうしようか?」と考える日々だったそうです。しかし、日本に帰る頃には、心が晴れたような感覚があり、「嫌な感じで帰国はしなかった」と振り返っています。その後、主演を務めた『JIN-仁-』は大成功を収め、大沢さんの代表作となりました。