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『七人の侍』『シン・ゴジラ』などを抑えた!“記憶を消してもう一度見たい日本の映画”は?第1位に…「何度見ても新しい発見がある」「感動しすぎて号泣」

  • 2024.11.16

一度観てしまった映画の結末や展開は、どうしても記憶に残ってしまうもの。でも、あの初めて観た時の感動や予想外の展開に驚いた瞬間を、もう一度味わいたいと思うことはありますよね。映画が始まるときの未知の世界に引き込まれる、初見のドキドキ感は何にも代えがたいものです。

そこで今回は、全国の20代〜60代の男女276名に「記憶を消してもう一度見たい日本の映画」についてアンケートを実施。TOP3をランキング形式で紹介します。

第3位 となりのトトロ・もののけ姫・七人の侍(同率5票)

第3位は同率で『となりのトトロ』『もののけ姫』『七人の侍』でした。

『となりのトトロ』は宮崎駿監督による作品で、引っ越してきたばかりの田舎の家で、不思議な生き物・トトロと出会う姉妹の冒険を描いています。子どもから大人まで楽しめるストーリーと、どこか懐かしい風景が見る者を優しく包み込みます。

アンケートでは、「見ているだけで癒される」という声が多く、ジブリ作品の中でも特に親しまれており、家族で楽しめる作品として世代を超えて愛されています。

初めて見たときの癒される感じを味わいたいから。(45歳/女性)
さんざん見返したから初見で見たい。(41歳/女性)

『もののけ姫』は宮崎駿監督が手がけたファンタジー作品で、人間と自然の共存をテーマに、山犬に育てられた少女・サンと、村を救うために旅に出る青年・アシタカの物語が描かれています。重厚なストーリーと美しい自然描写が、多くの視聴者の心に深い印象を残しました。

アンケートでは、「壮大な世界観とテーマが心に響く」との声が多く、映像美とともに深いメッセージ性が、環境や自然に対する考えを改めさせられる名作として高く評価されています。

感動するし、勉強にもなる。ファンタジー要素も良い。(35歳/男性)
何回見ても飽きず、ストーリーが好きだから。(33歳/女性)
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(C)SANKEI

『七人の侍』は黒澤明監督の作品で、村を守るために雇われた七人の侍が戦いに挑む姿を描いた、サムライ映画の金字塔です。その迫力ある映像とストーリー展開は国内外に大きな影響を与え、現在でも多くの映画監督に影響を与えています。

アンケートでは、「一度初心に戻って観たい」「名作中の名作」との声が多く、特にその迫力ある演出とストーリーが絶賛されていました。

黒澤明監督の作品で最も優れた映画だから。(45歳/女性)
あの迫力、ダイナミックな映画を初心でみたい。(48歳/男性)

第2位 いま、会いにゆきます・シン・ゴジラ・リング(同率6票)

第2位は同率で『いま、会いにゆきます』『シン・ゴジラ』『リング』でした。

『いま、会いにゆきます』は市川拓司の小説を映画化した作品で、亡くなった妻が雨の季節に戻ってくるという切なくも温かいストーリーが描かれています。感動の結末と美しい田舎の風景が印象的で、観る者の心を揺さぶります。

アンケートでは、「もう一度新鮮な気持ちで号泣したい」との声が寄せられ、ファンタジー要素を交えた切ないラブストーリーが多くのファンの心に残りました。

何度観てもきっと大切な人に会いたくなる気持ちになるから。(49歳/女性)
感動作なのでまっさらな気持ちで見返して改めて涙を流したいから。(35歳/男性)

『シン・ゴジラ』は庵野秀明監督による作品で、現代日本にゴジラが出現したらどう対応するのかをリアルに描いています。緊迫感のある展開と、政府や自衛隊の描写が話題となり、エンタメ性とリアリティを兼ね備えた作品として高い評価を受けました。

アンケートでは、「実際にゴジラが現れた時の緊迫感が素晴らしい」といった声が寄せられ、新しい視点でゴジラを描いたことで、従来の怪獣映画とは異なる魅力を放つ作品となっています。

シリアスさとコミカルさのバランスが良く、何度見ても面白い。初めてみた時の衝撃をもう一度味わいたい。(25歳/女性)
映画超大作だと思うので、もう一度記憶を消して見てみたいです。(39歳/女性)

『リング』は中田秀夫監督の、貞子の「ビデオを見た者は一週間後に死ぬ」という都市伝説を軸にした日本を代表とするホラー映画です。貞子がテレビ画面から這い出るシーンは、邦画ホラー史上でも名シーンとして語り継がれています。

アンケートでは、「再びあの恐怖を味わいたい」との声が多く、初めて観た時の緊張感と恐怖をもう一度体験したいと、ファンの間で高く評価されています。

最後の衝撃を知らない状態に戻ってもう一度味わいたいから。(49歳/女性)
初めて観たとき、あまりにも怖すぎて観たことを後悔しました。その経験をもう一度体験してみたいからです。(51歳/女性)

第1位 君の名は。・世界の中心で、愛をさけぶ・千と千尋の神隠し(同率12票)

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(C)SANKEI

第1位に輝いたのは同率で『君の名は。』『世界の中心で、愛をさけぶ』『千と千尋の神隠し』でした。

『君の名は。』は新海誠監督による作品で、美しい映像とともに描かれる入れ替わりと運命の恋愛物語が特徴です。山深い田舎町に住む少女・三葉と東京に暮らす少年・瀧が不思議な入れ替わりを通じて惹かれ合いう物語で、公開当初から大きな話題を呼びました。

アンケートでは、「展開が予想できず夢中になった」といった声が多く寄せられ、特にストーリーの巧みさと映像美が視聴者に強く印象を残しました。

初めて見たとき、展開に衝撃を受けたので。再視聴ではもう体験できないから。(32歳/女性)
感動しすぎて映画館で号泣した映画の一つ。展開が読めない部分もあり面白いので選んだ。(29歳/女性)

『世界の中心で、愛をさけぶ』は行定勲監督による映画で、難病を抱えた少女と彼女を愛する少年の切ない恋愛物語です。オーストラリアのエアーズロックでのロケや、自然に囲まれた四国の風景が、物語の純粋な感情と美しく重なり合い、多くの視聴者に感動を与えました。

アンケートでは、「胸が締め付けられる感動のストーリー」といった声が寄せられ、恋愛と生と死のテーマを通して多くの人の心を動かし、青春と初恋の儚さを描く名作として、再び新鮮な気持ちで見たいとするファンが多くいました。

中学生ながらに愛とはどんなものか、病気の恋人を持つということはどういうことなのか考えさせられた映画だからです。(32歳/女性)
胸が熱くなるほど、感動するストーリーだったから。(46歳/女性)

『千と千尋の神隠し』は宮崎駿監督による作品で、現実と異世界が交錯する独特の世界観が魅力で、10歳の少女・千尋が不思議な温泉宿で働きながら成長していく姿が描かれています。日本のみならず世界中で愛され、アカデミー賞長編アニメーション部門を受賞するなど、国際的にも高く評価されています。

アンケートでは、「何度見ても新しい発見がある」「幻想的な世界観に引き込まれる」との声が多く、鮮やかな映像美と深いストーリーで、大人になってからもう一度観ても楽しめる、普遍的なメッセージを持つ名作として高く評価されています。

今までまた映画の中で1番と言っても良いほど感動したから。(31歳/女性)
何度見ても新しい発見があり、心温まる物語です。(38歳/男性)

記憶を消してまた見たいという声が多かった日本映画はほかにも!

惜しくもTOP3には入りませんでしたが、記憶を消してもう一度見たいという声が多かった日本映画はまだまだあります。

ALWAYS 三丁目の夕日(4票)

あの世界観と、初めて見た時のささやかな感動をもう一度味わいたい。(44歳/女性)

天空の城ラピュタ(4票)

すごく好きで何回も見ているが初めて見たのが子供の頃だったので大人になった今の初めて見たらどんな印象になるのか知りたい。(50歳/女性)

※記事内の情報は執筆時点の情報です

調査方法:インターネットサービスによる任意回答(自由回答式)
調査実施日:2024年10月28日〜2024年10月30日
調査対象:全国の20代~60代
有効回答数:276名