初対面で『血液型トーク』は危険？！　会話でついやりがちな【NGマナー】とは？

初対面の人と話すとき、話題に悩んだ経験があるという方も多いのではないでしょうか。

ビジネスにおいて第一印象は非常に大切です。初対面の相手と話すときや場の空気を和ませるために、「よかれ」と思っての言動が、逆に相手の心象を害してしまう可能性があります。もしかすると、知らず知らずのうちに第一印象を悪くしてしまい、大きなビジネスを逃してしまう恐れもあります。

今回は今さら聞けない、初対面の人との会話で避けるべきNGマナーについてご紹介します。今一度確認してみてくださいね。

1.容姿について

初対面で相手の容姿を褒めることは避けたほうが無難です。

相手を褒めることは人間関係を円滑にするうえで大切ですが、褒め言葉として伝えたつもりでも、相手にとってはコンプレックスだったと言う恐れがあります。例えば、「細いですね」「背が高いですね」といった表現は、相手によっては気にしている部分であり心外だと思われてしまう可能性があります。

初対面の場合には、自分目線ではなく相手がどう感じるかに十分配慮して言葉を伝えるようにしましょう。

2.政治や宗教について

政治や宗教は、個人の思想がはっきりと出るものになるため、避けたほうがいい話題と覚えておきましょう。

新聞やニュースなどで得た情報から、その時々の話題を会話のネタにするのはとてもよいことですが、政治に関しては踏み込んだ内容や政党を安易に批判したりすることは避けたほうがいいでしょう。場合によっては、特定の政党の批判につながる可能性があるからです。また同様に、宗教に関してもまったく信じない人もいれば、信仰心が強い人もいます。自分がどの宗教を信じているかや、特定の宗教を批判することは絶対にしてはいけません。

3.血液型について

血液型の話も初対面では控えた方がいい話題です。

血液型診断のように、「A型の性格はこう」などと血液型で決めつける人も少なくありませんが、相手によっては血液型で判断をされたくない場合もあります。相手に関心を持つのはよいことですが、血液型については初対面ではNGと覚えておきましょう。

初対面での話題には十分注意しよう！

ビジネスに直結する話題ばかりではなく、さまざまな雑談話も人間関係を築くうえでは大切ですが、相手とビジネスな関係であるからこそトークの内容には十分注意する必要があります。

今回ご紹介したNGマナーを覚えておき、これから出会う方々と素敵なご縁が巡り合うことを祈っています。

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ライター：能美黎子（のうみれいこ/ @reikonohmi）
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。