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「無意識にやっちゃってない?!」お箸を使うときに気をつけるべき【NGマナー】とは?

  • 2024.11.4
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出典:photo AC(※画像はイメージです)

日々の生活で、当たり前のように使っている「お箸」。

お箸の使い方に自信があるという方は、意外と少ないのではないでしょうか。仕事の接待やお祝いの席では、箸使いが意外と見られています。知らず知らずのうちにマナー違反をしてしまっている可能性があります。

そこで今回は、ついやりがちなお箸のNGマナーについてご紹介します。綺麗にお箸を使って品格のある振る舞いを身につけましょう。

1. 迷い箸

迷い箸とは、どの料理を食べようか迷い、箸をあちこちと動かすことを指します。

みんなで食べる焼肉や、フォーマルな会席料理などでは避けるようにしましょう。意外とやりがちなのが、美味しそうなおかずがたくさん入っているお弁当です。迷ってしまう気持ちもわかりますが、目的の食材にすっと真っ直ぐ箸を伸ばすほうが、所作が美しく見えるので覚えておきましょう。

2.指し箸

指し箸とは、使っている箸の先を人に向けることを指します。

実は、こまめに食卓に箸を置く習慣がないとやってしまいがちな行動です。箸を持ったまま会話をすると、身振りの際に箸先が会食者に向く恐れがあります。つい、うっかりということを無くすためにも、なるべく箸を置いてから会話をするように心がけましょう。

3.探り箸

探り箸とは、出された料理で好きな物だけを選んで食べることを指します。

好みのものを選びたくなる気持ちは理解できますが、料理を箸でかき分ける「探り箸」は盛り付けを崩すので控えましょう。おいしく食べられる順番も考えて盛り付けを行っているため、手前や上から食べるのがおすすめです。

4.刺し箸

刺し箸は、食べ物に箸を突き刺すことを指します。

箸は挟んで食べるための道具なので、本来の使い方に従って、美しく食事をすることを心がけましょう。押さえる、裂く、切るといった箸の機能を上手に使って食べやすいサイズに調整するようにしましょう。

5.渡し箸

し箸とは、食事中に箸を食器の上に渡して置くことを指します

箸を置く際はきちんと箸置きの上に置くようにしましょう。箸置きがない場合は、箸袋を畳んで代用するのがおすすめです。

周囲への気遣いを忘れないことが大切

いかがでしょうか?意外と知らなかったことや、間違えて使っていたという方も少なくないのではないでしょうか。

日常において、何気なく使っているお箸だからこそ美しい所作を身に付けると、より一層の品格が加わりますね。楽しく食事をするためのひとつの手段として、お箸のマナーを覚えておいてみてくださいね。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。