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結婚式のときに間違えやすいNGマナー

  • 2024.11.3
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

知っているつもりでも頻繁に経験するものではないため、うっかりしてしまったら大変なのが「冠婚葬祭」のマナーです。
喜ばしいお祝いである結婚式。ご招待をされたら楽しみな反面、招待状の返信やご祝儀、当日の服装から振る舞いまで様々なマナーについて気になる方も多いのではないでしょうか。

初めて結婚式に参列するという方も久しぶりだという方も、「これってどうしたらいいの?」という疑問がいくつかあるのではないでしょうか。今回は、疑問の多い、結婚式のときに間違えやすいマナーについて解説します。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

1.招待状の返信を待たせるのはNG!

招待状が手元に届いたら、期日が記載されているため、期日までに返信することがマナーです。

基本的に2~3日以内、もしくは1週間以内を目安に返信をすることをおすすめします。早めに返信することでお祝いの気持ちが伝わりますので、なるべく早めの返信が良いでしょう。もし、予定がわからず返信が遅くなってしまう場合には、遅くなる旨を一言、送り主に伝えておきましょう。

2.ご祝儀は新札以外NG

ご祝儀袋には、新札を包むのがマナーとされています。

新札が用意できない場合は、折り目のないお札でも代用できます。新札は、発行されてから未使用の新券になり、ピン札は使用されているけれど折り目のないお札になります。

3.ご祝儀袋の「花結び」や「蝶結び」はNG

「のし」と「水引」が付いたご祝儀袋を使うのがマナーとなります。

「花結び」または「蝶結び」と呼ばれる水引は、簡単にほどけて何度でも結び直せることから、人生に一度きりが望ましい結婚式にはNGとなります。祝儀袋は、包む金額によってデザインの格を揃えましょう。市販のご祝儀袋には、目安となる金額の記載があるかと思いますので参考にすると選びやすいかと思います。入れている金額より豪華な格上のものを選んでしまうと外見と中身が不相応になってしまうため失礼に当たるため、金額に見合ったものを選ぶようにしましょう。

相手を祝福したいという気持ちが大切

結婚式にも基本のマナーはありますが、何より大事なことは「相手を祝福したい」という気持ちです。
人生の門出を祝う結婚式では、招待状の返信1つにしても相手をお祝いしたいという思いやりの心を持ち、丁寧な所作で祝福の気持ちを伝えましょう。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。