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失敗知らずとウワサの【ぬか床】作りに挑戦してみた!【茅乃舎ラヴァー編集のぶっちゃけレポ part1】

  • 2024.10.10

昔々の話です。のちに飲んべえとなる私は、子どもの頃からお漬物が大好きで、特に母が作るぬか漬けに目がありませんでした。そんな私も大人になり、自分でぬか床なんぞトライしてみたのですが、最初に漬けたきゅうりの酸っぱさに心が折れてしまったり(1回目)、2、3日放置したらぬかが真っ黒になっていてそのまま封印してしまったり(2回目)。 すっかり意欲をなくて早2年。そんな時に出合ったのが茅乃舎様のぬか床でした。 茅乃舎の発祥の地は、福岡県になる「御料理 茅乃舎」。こちらの料理店の香の物を仕込んでいるぬか床と同じ“ぬか”が入っていると聞いて、久しぶりに“ぬか床欲”がムクムク。 数年ぶりの再挑戦と相成りました。

お店に出している香の物を仕込んでいるぬか床の”種ぬか”入り 【茅乃舎】「育てるぬか床キット」でぬか床作りに挑戦!

まずは材料を揃えます

育てるぬか床キット3024円、大きめのボウル、保存容器

要冷蔵と書かれた段ボールを開けると中から茅乃舎様の「育てるぬか床キット」が。中身は、個包装された「種ぬか50g」「煎りぬか370g」「米麹52g」「塩28g」。この種ぬかというのが、福岡にある「御料理 茅乃舎」で実際に出している香の物を仕込んでいるぬかと同じものなんだとか。漬けるたびに増えていくぬかを抜き取り、できた分だけ少しずつおすそ分けしているという、なんともほっこりする習わし感。そして実際に使っているぬかだからこそ、すでにだし&乳酸菌入りという嬉しいおまけつき。ゼロから作るぬか床だとどうしても最初のぬか漬けは酸っぱかったり、あまり美味しくなかったりするけれど、このキットを使えば、最初から美味しいお漬物が食べられるのです! 最初に用意するものは、このキットとおおきめのボウル、保存容器(わたしは野田琺瑯さんの「ぬか漬け美人」3.2Lを購入)、そして湯冷まし水550ml。水道水はカルキが入っていて、せっかくの菌を殺してしまうため、一度沸騰させたお水を使用することが大事らしいです。

材料をすべて混ぜて耳たぶのやわらかさに仕上げます

大きめのボウルに水以外をすべて入れます

水を2回に分けて入れ、しっかり混ぜていきます。昔懐かし泥遊びを思い出しました。。。

材料が混ざり、水もなじんで、全体が耳たぶのやわらかさになったら終了~

大きめのボウルに水以外の材料をすべて入れます。この時点でふんわりおだしのいい香りがします!そしてざっと混ぜたあと、お水を二回に分けて入れていきます。
お水→こねこね、お水→こねこね、です。
本来ならば素手でいきたかったのですが(素手にはちゃんと菌がいるので、その菌もちゃんと入れていきましょうという意味で)、猫にひっかかれた傷が残っていたので手袋を着用しました。お塩が入っているので、傷があるとけっこうしっかりしみます。
だんだん全体がまったりとしてきたら、いい感じ。泥団子を作る時のあの初期段階をイメージしてもらえればいいかも。塩梅としては“耳たぶのやわらかさ”らしいです。その状態になったらいよいよ仕上げへ。

保存容器へ移して下準備完了!

底が深めの保存容器へ移します

ぎゅっぎゅっと押して空気を抜きます

蓋をぴっちり閉めて完成です!

用意しておいた保存容器にどろっと移して、上からぎゅっぎゅっと押しながら、中の空気を抜いていきます。と同時に、表面を平らにならしていきます。
平らになったら、蓋をしっかり閉めて、直射日光の当たらない場所に2,3日置きます。
20℃~25℃が最適なので、今の時期はまさにぴったり。
冬場(室温10℃~15℃)だったら7日~10日ほど置くといいそうです。 目安の日にちが来たら、全体をもう一度よく混ぜて、ぬか床の準備は完成! 最初はやっぱりきゅうりかな、アボカドも美味しいらしい……山椒入れたろかな(風味がよくなるらしい)など、夢は無限大! 次回から野菜を漬けてまたレポしていきます!

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