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田口淳之介がキーパーソンに 映画『僕のなかのブラウニー』来年1.3公開決定 ポスター&予告解禁

  • 2024.10.10
映画『僕のなかのブラウニー』ポスタービジュアル (C)僕のなかのブラウニー width=
映画『僕のなかのブラウニー』ポスタービジュアル (C)僕のなかのブラウニー

映画『明日の記憶』で第30回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した三浦有為子が脚本を担当し、田口淳之介が主人公の少年を助けるキーパーソン役を演じる映画『僕のなかのブラウニー』が、2025年1月3日より公開されることが決定。ポスタービジュアル、予告編、場面写真が解禁された。

【動画】震災復興を題材とした感動作『僕のなかのブラウニー』予告

本作は、震災で妹を失った小学生の少年とその父親が、どう現実に向き合い、今を生きていくのかを温かい眼差しで描いた、感動のヒューマンドラマ。

これまで、障がいやヤングケアラー、学校内のジェンダー問題など、【子どもと社会問題】を題材に数々の短編映画を制作し、「STARDUST DIRECTORS film fes. 2022」グランプリ、「横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバル 短編部門」最優秀賞など、多くの国内映画祭での受賞経験がある相馬雄太監督が、長編映画にチャレンジしたいと初めてメガホンをとった意欲作だ。

脚本は、『明日の記憶』をはじめとする映画の脚本のほか、「ウルトラマン」シリーズ(X、オーブ、ジード、タイガ、アーク)の脚本にも参加してきた三浦有為子。かねてから三浦のファンであった相馬監督が脚本をオファーし、今回初タッグが実現。三浦は、東日本大震災後に感じたことをストーリーに込めた完全オリジナル脚本を執筆した。

数年前の震災で妹を失った森本和樹は小学5年生。ラーメン店を経営するシングルファザーの葉介と共に新天地に越してきたものの、学校や周囲にうまく馴染めないでいる。そんな中、父親の葉介は「和樹くんは妖精を本気で信じている。『妹は【ブラウニー】という妖精に攫(さら)われただけで、本当は亡くなっていない』と学校で言っていた」と担任教師から知らされる。ブラウニーを探し始める和樹をクラスメイトの和泉東子が気にかけ、手伝うことになるが―。

主人公・和樹役を、連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合)、『仮面ライダーガヴ』(テレビ朝日)などに出演する平野絢規が演じる。和樹を連れ、新天地でラーメン店を経営するシングルファザー・葉介役を、お笑い芸人で、多くのドラマ・映画で出演するなど役者としても活躍するアキラ100%。

そして、和樹の同級生の少女・東子の親族であり、翻訳家の和泉大輔役は、田口淳之介。【ブラウニー】という妖精の存在を信じ探しまわる和樹を気にかけ、【ブラウニー】探しの手伝いをする…という本作のキーパーソンとなる重要な役どころを演じる。

ポスタービジュアルは、思い思いの表情を浮かべながら、川沿いにたたずむ少年少女たちが大きく写し出されたもの。【ブラウニー】という妖精を探しに出かける和樹(平野絢規)、和樹を気にかけ一緒に【ブラウニー】探しを手伝う少女・和泉東子(山木彩華)、和樹の同級生である高田聡太(平野翔大)、小野原雅人(天海塁)。和樹だけでなく、それぞれの子供たちは、家庭や学校で悩みや問題を抱えながらも、和樹に寄り添う。

その下には、和樹が父・葉介(アキラ100%)と対峙(たいじ)する姿や、キーパーソンの和泉大輔(田口淳之介)が優しく微笑むカットなどを配置。劇中で子どもたちと大人がどのような人間ドラマ、心の交流を見せてくれるのか期待が高まる、感動のヒューマンドラマを表現したビジュアルに仕上がった。

予告編は、【ブラウニー】を探す和樹、その和樹を気に掛ける父親・葉介、そして和樹の同級生たちの様子が映し出されたもの。【ブラウニー】という妖精を探す子供たちの冒険を、エゾシカグルメクラブが歌う主題歌「水平性」がドラマチックに盛り上げている。今を生きる子供たち、大人たちに見てほしい―そんな想いが込められた本作の一端を収めた、情感豊かな予告となっている。

映画『僕のなかのブラウニー』が、2025年1月3日より池袋シネマ・ロサにて公開。

映画『僕のなかのブラウニー』予告

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