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【漫画】10年ぶりに再会した好きだった人は分裂していた…正反対の性格の二人の幼なじみに恋する漫画に「面白い!」「めっちゃ可愛い!」などの声

  • 2024.10.10
『幼馴染をえらべない!』 (C)Tsukasa Furokawa/SQUARE ENIX
『幼馴染をえらべない!』 (C)Tsukasa Furokawa/SQUARE ENIX

【漫画】どちらか選ぶことなんてできない…分裂して二人になった幼なじみとの恋の様子を描いた漫画に「設定が新鮮」「読後感良かった」と話題

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、ガンガンJOKERで連載中の、風呂川ツカサさんが描く『幼馴染をえらべない!』より『好きな人と再会したら分裂していた話』をピックアップ。

風呂川ツカサさんが2024年8月23日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、1.7万件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、風呂川ツカサさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。

小見出しタイトル

『幼馴染をえらべない!』(1/69) (C)Tsukasa Furokawa/SQUARE ENIX
『幼馴染をえらべない!』(1/69) (C)Tsukasa Furokawa/SQUARE ENIX

好きだった人に10年ぶりに再会した主人公のユウ。しかし、その想い人である待橋カリンは、二人に分裂していた。一人は、他人を寄せ付けないような気品と雰囲気を放つお姫様のようなカリン。もう一人は、明るく人懐っこいギャルみたいなカリン。ギャルのようなカリンの方が前のイメージに近いと感じるユウだったが、あまりに楽観的だとも感じるのだった。

二人を見ていると、どちらも「待橋カリン」本人としか思えないユウ。しかし、当人たちは険悪なムードで、どちらが本物か言い合っている。そしてユウにどっちが「待橋カリン」らしいか、と聞くのだった。

ユウは10年前にカリンに想いを伝えられなかったことを思い出し、分裂してしまった二人のカリンに「ずっと好きでした」と伝える。間違いなく二人は自分の好きなカリンで、どちかを否定することはできない、二人と一緒にいたい、と告白するのだった。その想いを聞いた二人のカリンは、ユウの熱い想いに照れてしまい、その場を去る。同じように照れるお互いを見て、同じ「カリン」であることを認識した二人は、少しだけ仲良くなるのだった…。

作品を読んだ読者からは、「普通の幼馴染モノとは一線を画す」「設定が新鮮でお話も面白い」など、反響の声が多く寄せられている。

作者・風呂川ツカサさん「1人の女の子の色んな側面に告白するお話」

『幼馴染をえらべない!』(4/69) (C)Tsukasa Furokawa/SQUARE ENIX
『幼馴染をえらべない!』(4/69) (C)Tsukasa Furokawa/SQUARE ENIX

――『幼馴染をえらべない!』は、どのようにして生まれた作品ですか?きっかけや理由などをお教えください。

いわゆるギャップ萌えが好きなので、色んなギャップを描けたら楽しそうだなと思ったのが始まりです。

同時に、ギャップを描くということは人のいろんな側面を描けるということなのでラブコメという題材はピッタリなのではとも感じました。

たくさんのキャラが出せるハーレムものと、少しずつ歩み寄る一対一のラブコメ、両方好きなのでいいとこどりができたらいいなと思い、1人の女の子の色んな側面に告白するお話になりました。

――今作を描くうえで、特に心がけているところ、大切にしていることなどをお教えください。

あくまでユウとカリン、1人と1人の物語であることです。エピソードごとにスポットが当たるキャラは違っても作品全体としてしっかりと軸があるお話にできたらなと思い書いてます。

また、キャラクター一人一人を魅力的に描くのは大前提ですが、カリン同士の掛け合いも楽しく描けるように心がけております!

私も自分の中でいろんな性格がぶつかり合っているなぁと感じることもあり、そこを楽しく描けたら人間としてより深い部分も愛しく描けるんじゃないかなと思っています。

――今回の作品のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

山場に仕込むことの多い見開きは気持ちがいいし、気合を入れて表情を描くことが多いので大体全部気に入っています。

雑誌で見ると自分の絵がでっかく印刷されてお得です!

あとはカリンたちが喧嘩してるシーンは表情もセリフも描いてて楽しいです。

――Xの投稿には「設定が新鮮でお話も面白い」などの反響もありました。風呂川ツカサさんは普段漫画を描く上で、どういったところから着想を得られているのでしょうか?

いろんな映画や音楽を聞いたり見たりして、そこにある何気ない言葉や要素を拾って妄想をよくします!

ありえないことがある世界ってどうなるんだろう、人はどういう反応をするんだろうという大喜利めいたことを考えるのが好きです。

そこにこんな悩みや想いがあるのかもなとテーマをつけたりして、物語を肉付けしていくことが多いです。

――風呂川ツカサさんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。

この物語を最後まで読んだ時、ユウとカリンの2人が読者の皆さんに好きだと言っていただけるような作品になれたら何よりです。

その為にもこの作品を描き続けることが目下の目標です!

まだまだ私自身も無名ですので、もっといっぱいの方に読んでいただくために足掻くつもりです。

――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。

これからも色んなキャラやお話を描いていくつもりです!

私自身とっても楽しみながら描いているのでどうか応援していただけたら嬉しいです!

ありがとうございました!!

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