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「もしかして病気?」40代で突然の肌荒れに困惑。皮膚科で告げられた衝撃の原因とは【体験談】

  • 2024.10.10

40歳を過ぎてから、皮膚トラブルを感じることが多くなりました。比較的肌は丈夫だった私にとって、あまりにひどい状態に「もしかして何か病気なのでは?」と心配になったことがあります。病院嫌いの私が皮膚科を受診し、その後どうなったのかについてお話しします。

カサカサしてゴワゴワ、これは私の肌?

45歳のときです。肌荒れが日に日に悪化し、私は弱り果てていました。カサカサして、ゴワゴワもしている感じとでも言えば良いのでしょうか? そんな症状が顔から首にかけて広がっていました。ちょうど愛犬を飼い始めて数カ月たったころ。「恐れていたことが起こってしまったかも……」。実は犬アレルギーがある私は、慌てて皮膚科を受診したのです。

医師の診断は意外なものでした。犯人は加齢だというのです。「年齢を重ねているのに、若いころと同じスキンケアをしていない? 洗い過ぎもトラブルの原因ですよ」と先生に言われ、がっくりとしたことを今でも鮮明に覚えています。

病院からの帰りに洗顔料を購入

先生のおっしゃることは図星でした。というのも、当時私は節約と称して中高生の娘たちと洗顔料を兼用していたのです。指摘された「若いころと同じスキンケア」どころではありませんでした。40代半ばの母が、10代のピチピチ肌の娘たちと同じものを使っていてOKなはずがありません。

帰り道、そのままドラッグストアに立ち寄りました。「洗顔料ってこんなにあったのね……」。ズラっと陳列された商品棚を見ていたら、悔しくて情けなくて涙がにじんできました。

そのとき私が選んだのは、乳液タイプの洗顔料です。成分表示もしっかりチェックし、パラベン・アルコール・シリコン・タルクなどが無添加である、できるだけナチュラルなものをセレクト。価格は1,500円くらいだったと思います。

洗顔=さっぱりと思い込んでいた

その日の夜から、早速新しい洗顔料を使い始めました。私の場合、肌荒れが首まであったので、顔だけでなく、デコルテ辺りまで洗顔料を使用。そして、まず、洗い上がりにびっくり。「さっぱりしなければ洗顔ではない」とさえ思っていた私にとって、乳液タイプの「しっとりモチモチ」な使用感はある意味衝撃でした。洗顔後のツッパリ感は皆無。

洗顔に続くスキンケアも、それまでは大急ぎで化粧水を肌にたたき入れる感じでしたが、丁寧にパッティングしました。デコルテ辺りまでしっかり保湿。しっとりした肌にローションをつけると、気持ちも優雅になるから不思議。鏡の前でパッティングすれば、肌のチェックにもなり、自然とスキンケアにも力が入るようになりました。するとガサガサでゴワゴワの肌荒れは、程なくして消失したのです。

まとめ

皮膚トラブルの原因が加齢と聞いて涙が出るほどショックでしたが、先生に一喝されてよかったと思っています。やはり、何かあったら病院です。あの日以来、洗顔料は乳液タイプかオイルタイプとしています。残念ながら、高級化粧品というわけにはいきませんが、成分もきちんとチェックして、品質の良いものを購入するよう心がけています。

シミやたるみといった年齢肌の悩みはまだまだ解消されませんが、肌荒れがないだけで気分も上々。今も犬アレルギーが出ることもなく、毎日愛犬とじゃれ合っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:横澤 としこ/40代女性・2女の母。45歳のときに会社勤めを辞め、現在はフリーランスで活動。家族は夫と年ごろの娘2人と愛犬。子どもたちの送迎も大切な業務。加齢という現実に直面し、認めたくない気持ちと認めなければいけない気持ちの間で揺れるお年ごろ。犬にはモテる。

イラスト/サトウユカ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者:医師 黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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