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読めますか?日本の伝統色「鳶色」“とんびしょく”とは読みません

  • 2024.10.10

日本の伝統色を知る

鳶色(とびいろ)
鳶色(とびいろ)

日本の伝統色「鳶色」とは……

トビの羽の色から名付けられた色とされていますが、実際の色より暗い赤褐色をしている鳶色。江戸時代には鳶色を基調とした色味が次々と登場し、紅高(べにたか)、紫鳶(むらさきとび)、黒鳶(くろとび)などの色調が生まれました。また、鳶色から派生した色名には、鳶茶(とびちゃ)、鳶黒(とびぐろ)、藍鳶(あいとび)などがあります。

鳶色 = とびいろ

 

トビは「ピーヒョロロ」という独特の鳴き声で知られ、他の鳥類に比べて視力が非常に優れていることでも有名です。「鳶色」は、とびいろと読みます。

R114 G72 B50 #724832/鳶色(とびいろ)

「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 

参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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