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素敵な家族に嫁いだな〜♡…私の思いを踏みにじったのは1枚の紙切れ…書かれていたのは恐ろしい計画!

  • 2024.10.10

結婚式後、初めて義実家に帰省しました。義両親や親戚から歓迎されてひと安心。うまくやっていけそうだと思っていたのですが、1枚の紙を見つけて事態は一変しました。

義実家で過ごす楽しい時間

義実家には、義両親、叔父夫婦、いとこ家族と親戚が大集結!緊張している私に「家族が増えて嬉しいわ」と義母がやさしく声をかけてくれました。

「仕事も家事もできるお嫁さんが来てくれて、わが家も安泰だな!」と義父も大喜び。「家だけじゃなくて会社も安泰じゃないのか?」という叔父の言葉が少し気になったけれど、いい人たちばかりでひと安心です。

おいしいお酒と義母が用意してくれた手料理をいただきつつ、楽しい時間が過ぎていきました。

紙飛行機を作っていると、衝撃の紙を発見!

食事をしていると、いとこ夫婦の息子・アキラくんが「一緒に飛行機を作って遊ぼう!」と声をかけてくれ、隣の和室で遊ぶことになりました。よく飛ぶ紙飛行機を作ろうと、アキラくんと試行錯誤!

あまりに没頭しすぎて、途中で紙がなくなってしまいました。アキラ君は家中を駆け回り、紙を抱えて戻ってきました。

黙々と紙飛行機作りを続けていると、とある紙が目に入り私の手が止まります。

その紙には、義父の会社が私の父の会社の傘下に入る計画が書かれていました。私も夫も実家は自営業。親族で経営をしている義父の会社は地元では名前の知られた会社ですが、近ごろ経営がうまく行っていないという噂を耳にしていたので、この計画は本気なのかもしれません。

その紙を掴んでみんなのところに戻ろうとすると、リビングから、私が社長の娘だと知っていて近づいたこと、さらに私を丸め込んで社長の座を奪う作戦など、夫と親戚全員で楽しそうに話し合っている会話が聞こえてくるではありませんか。

私は、すかさず計画書を写真に撮ってポケットに回収。会話をこっそり録音し、証拠を揃えてから両親に報告しました。

もちろん両親も激怒! 反撃に向けて動き出したのです。

狙い通り!夫と義父、ウハウハ!

反撃の日はその1週間後。私の実家に夫と義両親を招待して、両家でごはんを食べることにしました。

そこでは、お互い社長である父と義父が、会社経営について話を始めたのですが、話は父の思惑通り進みます。「結婚したのも何かの縁。うちの傘下に入らないか?」と父が持ちかけると、義父は早々に食いついてきました。

自分から持ちかけずとも作戦が成立しそうで義父は内心ガッツポーズしていたことでしょう。

それ以来義父はやりたい放題。父に負債を押し付けようとしているのが手に取るようにわかりました。

計画が丸潰れ!

そのひと月後、夫と義父が意気揚々と吸収合併の話を持ちかけると、「なんの話ですか?」と父。誠意ある経営をしているならまだしも、ここ最近のおこないはひどいもので、そんな会社との取引はお断りだと父が告げ、この話は終わりました。

父をアテにしていた夫と義父は顔面蒼白。膨れ上がった負債をどうにもできず、あっという間に会社は潰れてしまいました。

夫が父の力を借りたいと私に頭を下げたところで、私は決定打! 先日証拠として残しておいた計画書の写真と夫たちの会話の録音を持ち出し、つきつけてやりました。離婚する決心は固まっています。

その後夫は、会社の借金はもちろん、私への慰謝料を払うために働き詰め! 計画書によると、40歳でセミリタイアする予定だったようですが、この状況では絶対に無理でしょう。

結婚相手だけでなく、その家族や親族との関係性も大切になってくるのが結婚の難しいところ。結婚によって家族同士のつながりが生まれますが、アテにするのはお門違いです。

表面的なやさしさや歓迎ムードに惑わされず、冷静に相手を見極めることも、時に必要ですね。

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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