1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 【京都銭湯】レトロ銭湯文化は今も現役バリバリでサウナも有!創業100年超老舗「桜湯」

【京都銭湯】レトロ銭湯文化は今も現役バリバリでサウナも有!創業100年超老舗「桜湯」

  • 2024.10.9

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区河原町丸太町にある京都の銭湯界を代表するお店の一つ。創業100年超の歴史を誇る浴室は、わざわざ足を運んででも入浴したいレトロ感。

京都御所や鴨川にもスグの創業100年超の老舗銭湯

 (273410)

上京区、河原町丸太町。外観からもその古さがわかる、京都市内の中でもレジェンド的銭湯『桜湯』があります。

よく周辺をウロウロしつつも、前々から一度入浴してみたかった銭湯。この日は友人たちとの登山終わりに、一汗流そうとやってきました。

 (273412)
 (273411)

見るからにレトロ感あふれる外観。建物自体木造建築になっており、途中ところどころ改築などされつつ、今に至ってるのかな?と。アーチ屋根の補強の鉄骨部分は青いペンキが施され、独自のレトロ感を演出。石柱門には大きめの暖簾がかかり、これまた印象的だったり。

 (273413)

さらに、門には手書きで『サウナ』と書かれた、恐らく手作りの電灯が両サイドに飾られ、夜だったらさらに他にはないレトロさをかもしているんだろうな、と察することができます。


ここ桜湯は大正8年(1919年)創業で、なんと創業100年超の老舗。それを思うと、端々を観察せずにはいられない衝動に駆られます(笑)

 (273414)

暖簾をくぐると、男女共有の下足スペース。石畳とアーチ状の細かい豆タイル張りの床。これだけ見ても、貴重すぎて絶句してしまいます(笑)

 (273415)
 (273416)

さらに木製の下足箱は長年大切に使用されている様子で、中には鍵板が割れてしまったものをテープで補強しつつ、今も現役で使用してたり(笑)こんな部分すら、味わい深さしかないです。

 (273417)

もちろん古い間取りの銭湯そのままに、女湯カーテンをくぐると中央に番台があり、かつては脱衣所全体を見渡せるようになっていたものを、現在では全てカーテンで仕切られ見えないよう配慮がなされています。そして、お店は年配のご夫婦二人で営まれています。京都市内の銭湯は、この10月より値上げされ入浴料510円になっていて、番台でチャリンと支払います。

営業中の入浴のため、もちろん中の撮影禁止。以降、画像なしの説明になります。

脱衣所はこじんまりとしたスーペースに、木製ロッカーと柳行李、昭和懐かしい座椅子付き頭ごと被るタイプのドライヤー、体重計なども。

浴室はとにかく特筆に値するものばかり。男湯を隔てる壁側に小さめの浴槽4つが並び、そのうちの一つには大きな鯉が泳ぐ水槽を内在。水槽は脱衣所にもありました。浴室に水槽のある銭湯は今でこそ珍しくなりましたが、昔ながらの銭湯あるあるの懐かしい設え。古い銭湯ほど、そのような何かしらのエンタメ要素があります(笑)他、泡風呂、薬湯など。ちなみにこの日の薬湯はジャスミンのグリーン湯でした。

さらに一番奥にガラス張りのミストサウナ。中ではBGMにYOASOBIの曲が流れてました(笑)サウナ室内はそこそこの熱さを感じるミスト具合。水風呂は動線真逆で入口入ってすぐの、陶製ライオンの注ぎ口のある一人用くらいの広さの古いタイプの浴槽。よく冷えてました。

入浴後、男湯も同じようなレトロ感だったと友人の感動の声も聴き、皆懐かしい時代の銭湯に大満足。

 (273418)

入浴後は近くにある鴨川に架かる荒神橋を渡り、昔と変わらぬ風景を見ながら夕風に涼み、部活でよくこの辺りを走っていた話など。そんなノスタルジックな思いにもさせてくれる銭湯。オススメです!

詳細情報

店名:桜湯
場所:京都市上京区中町通丸太町下ル俵屋町454
電話:075-231-0491
営業時間:16:30~23:00
定休日:月曜日

元記事で読む
の記事をもっとみる