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張本美和が2点取り、伊藤美誠も会心ストレート 日本女子が難敵インドを下し決勝進出、中国と金メダルかけて激突【アジア選手権】

  • 2024.10.10
張本美和(C)WTT
SPREAD : 張本美和(C)WTT

ITTFアジア卓球選手権2024」は9日、女子団体の準決勝が行われ、第4シードの日本は第6シードのインドと対戦。3ー1で勝利して決勝進出を決めた。

■大藤がバトラに敗れるも張本美が対応

日本は1番手に張本美和(木下グループ)を2試合連続起用。2番手に今大会初出場の大藤沙月(ミキハウス)、3番手に経験豊富な伊藤美誠(スターツ)という布陣でインドに挑んだ。
1番手の張本美はアイヒカ・ムカルジー相手に第1ゲームから先手を取られる立ち上がりに。それでも粘り強いラリーと要所で決まるチキータが冴え、第1、3ゲームをものにする。相手の変化が鋭い打球を前に苦しむ場面も見られた張本美だが、フルゲームにもつれ込んだ第5ゲームを制した。
2番手の大藤はマニカ・バトラ相手に序盤から苦戦を強いられ、6-11で第1ゲームを奪われる。バトラの変幻自在のサービスや独特の球質にレシーブミスする場面も見られ、主導権を握ることができない。第3ゲームにタイムアウトをとり、その後持ち直す時間も見られた大藤だが、8-11で3ゲームを連取され、ストレート負けを喫した。
3番手の伊藤はスティルタ・ムカルジーとの対戦で序盤は互いに点を取りあう展開のなか、第1ゲームを奪った伊藤が第2ゲームは的確なレシーブに鋭いフォアを沈めるなど流れに乗り11-4で王手をかける。第3ゲームは伊藤が先にマッチポイントを握ったなか、デュースにもつれ込む。最後は伊藤が15-13で取り切りストレート勝ちを収めた。
4番手には張本美が出場し、大藤を下したバトラとの戦い。相手の球質に冷静に対応した張本美が第1ゲームを奪うが、第2ゲームはバトラの展開になり1-1の同点に追いつかれる。しかし、第3ゲーム以降は張本美が圧倒し、ラリーで強さを見せてポイントを重ねる。第4ゲームの最後には得意のバックストレートも見られ3-1でゲームには勝利。日本を3-1で勝利に導いた。
勝利した日本は、この日香港を下して決勝に勝ち上がった中国と金メダルをかけて戦う。

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