ビリー・アイリッシュ、二度と自分のセクシュアリティや恋人について語らない

ビリー・アイリッシュは、自分の私生活を話さないと心に決めたそうだ。US版『VOGUE』のカバーストーリーで、「私のセクシュアリティや恋愛事情を誰にも知られたくなかった。これ以上、あんなことが起きないことを願っています」と苛立ちを露わにした。「二度と自分のセクシュアリティについて話さない。これからは絶対に交際相手について話したりしない」

ビリーは昨年11月、『ヴァラエティ』誌のパワー・オブ・ウーマン特集号で「女性が大好きです。人として好きだし、本当に魅了される」「肉体的にも惹かれます。だけど同時に、その美しさや存在感に威圧されてもしまうんです」とコメントしていた。

その翌月に開催された同誌主催のイベント「ヒットメーカーズブランチ」のレッドカーペットでは、レポーターから「意図してカミングアウトした？」と聞かれ、「そうじゃない。だけど、『そんなの明らかだよね』と思っていた。みんなが知らないなんて、気づいてなかった」と返答。そして、カミングアウトの必要性を疑問視しているから、自身のセクシャリティを口にしてこなかったと発言していた。このイベント後、彼女は自身のセクシュアリティを公の場で話題にした同誌をアウティングだと非難している。

「自分の発言が、ビッグニュースとして世界中を駆け巡ってしまうことを、甘く見ていたのかもしれない」とビリーは語る。そんな状況は、「すごく不自然」だと指摘し、こう続けた。「私たちはみんな赤ちゃんです。成長過程の小さな子どもで、自分について学んでいる最中なんです」

Text: Tae Terai

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