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もう手放せない!子供も率先して動けるようになった、プロの愛用品6選

  • 2024.10.9

しんどかった“ワンオペ家事”を脱出することができたわが家。家族みんなでそれぞれが自分のできる家事を担う“シェア家事”の心地よさを実感しているこの頃です。前回の記事では、家族も動けるようになる「5分のプチ家事」のお話をしました。今回は、その中でご紹介した「家族みんなが使いやすいモノ選び」について触れたいと思います。実際に使ってよかった、家族にも評判のいい時短家事アイテムをご紹介します。

1. 小回りが利くモノ選び

家事を家族で共有したい時は、家事そのものを小さくするのがポイントです。それは、一つ一つの家事が大掛かりにならないよう、ハードルを下げること。家族に「やってみようかな!」と思わせることを追求していきます。家事に使う道具に求めるのは、シンプルで、小さく、軽く、小回りが利くことです。

<コンパクトで洗いやすい麦茶ピッチャー>

わが家は麦茶を作るようにしていますが、ボトルを洗うのがひと苦労。
茶渋がついたり、奥まで洗ったり、水で何回もすすがなければいけなかったりと、課題が多くあります。
そこで、マーナのウォーターピッチャーを使用しています。子供から大人まで持ちやすい、大容量のピッチャーではなく、小回りがきくようなコンパクトなものを選びました。
冷蔵庫の棚にも食洗機にも収まるサイズ感で、洗う際は腕がすっぽり入り、底まで手が届きやすいです。
誰がやっても洗い残しなく、丁寧に家事がはかどります。また、構造自体がとてもシンプルで凹凸がないおかげか、茶渋が付きづらいのが最大のポイント。小さな子どもでも手に取りやすいサイズなので、子供の「自分でできた!」を育む、ちょうどいいサイズ感です。

<注ぎ口と計量ラインが付いた小鍋>

鍋やフライパンは、つい「大は小を兼ねる」と大きい物を採用しがちですが、ミニマムなモノ選びのほうがかえってラクちんということもあります。わが家は5人家族ですが、一人単位でごはんを作る時は、やっぱり小鍋が便利。
小さく軽い道具は片手でラクに家事ができるのが魅力です。小鍋を一つ用意しておけば、家族が小腹が空いたときに袋ラーメンを夜食として簡単に作ることができます。さらに言えば、注ぎ口や計量ラインが付いた小鍋は、計量カップやお玉を使わず、小鍋と菜箸だけの最小限の道具に収めることができて便利です。これにより、洗い物も減り、少ない道具で簡単に作ることが実感できます。

写真左:無印良品 ステンレスアルミ全面三層鋼ミルクパン
写真右:KOGU 珈琲考具 ミルクパン

2.家事の工程を省くモノ選び

家族を家事に巻き込むコツは、家事の複雑な工程を省くこと。何か一つ家事を頼みたくても、その家事のゴールまでの過程が多いと、家族は面倒に思ってしまいます。
それならば、ハードルを下げるために、家事の工程が増えずに済むモノ選びをすればいいのでは?と考えるようになりました。

<上靴洗いネット>

上靴洗いは、小学生の週末の家事しごと。
これは小学校に入学したタイミングで、わが家で子供に課した課題です。

「自分の道具は自分で磨く」ことは、とても大切なこと。

とは言え、最近は様々な家事が短縮化されているので、小学生にもその便利さを味わってもらいたかった私は、上靴洗いがラクになる“シューズ丸洗いネット”を採用しました。

この上靴洗いネットは「そうじの神様」のお掃除クロスでつくられたもの。
ネットに上靴を入れて、洗濯機に放り込むだけで、ネットの繊維が上靴の汚れをきれいに洗い落としてくれるという優れたアイテムです。
洗面所を長い時間占領されることもなくなり、子供にとっても手軽に上靴洗いの課題が終わるので、週末の家事全体がスムーズになりました。
洗濯機から上がった上靴を、あとは干すだけ。
乾いた頃に、「上靴準備しておこうね」の一声合図で子供が動けるようになり、怒る回数も減りました。

<ループが付いたバスタオル>

わが家のバスタオルは、壁フックに引っ掛けられるループ付きを採用しています。
お風呂から出ると、すぐ脇にある壁フックからバスタオルを取り、水滴を落とすことなくバスマットの上で水を拭き取ります。これは、脱衣所でポタポタ水滴を落とさない、見事な動線。バスタオルをループ付きのものにすることで、「脱衣所の床拭き取り掃除」をなくすことができました。
さらに、バスタオルを畳む家事をなくすことにも繋がっています。洗濯乾燥機からバスタオルを出して、フックに引っ掛けるだけで「バスタオルを片付ける家事」が完了。
おかげで、家族に気楽に頼めるようになり、バスタオルをループ付のものに変えたことで、家族みんなの負担が減った革命のような出来事でした。

写真:bon moment【34×120cm】 ふんわり感が持続する スリムバスタオル

3.洗い物が減るモノ選び

疲れた日の洗い物は、とにかく面倒。
何とかならないものかと試行錯誤した結果、“洗い物が減る”モノ選びをすることに辿り着きました。何かを購入する際には、洗い物がラクかどうかに焦点を当てて迎え入れること。これがわが家のモノ選びの最優先順位です。

<パッキンがない水筒>

水筒の衛生面を考えると、パッキン洗いは常に気掛かりな問題。毎日使い、毎日やる“水筒洗い家事”は、面倒な家事の一つです。
わが家の水筒選びの基準は、こちらの3点です。
○パッキン構造がシンプルなもの
○食洗機対応のもの
○食洗機に収まるサイズのもの

水筒の蓋を外して、食洗機に放り込む。これだけで良いのですから、洗い物のハードルが下がります。パッキン外しも、パッキン浸けおきも、工程を省いてくれる大助かりな水筒たちです。

写真中央:マーナ Daily ウォーターボトル 500ml
写真右:KINTO トラベルタンブラー500ml

<まな板にもなるお皿>

このお皿は「CHOPLATE」。
お皿の上で包丁を滑らせることができるという優れものです。まな板のような傷がつきにくい素材でできているので、ここに食材を乗せ、カットすることができます。見た目はお皿なので、そのまま食卓に出すことができ、他のお皿に盛り付け直す必要がありません。そのおかげで、果物を切ったり、オープンサンドを切ったりなどの作業で、洗い物が最小限に抑えられるようになったのです。他にも巻きずし、ロールケーキ…と多くのシーンで家族に評判のいい道具です。

このように、家族との家事シェアには“モノ選び”が大きく関わっていることに気づきます。
物を新しく迎え入れる時、家族が一緒に家事を共有できるか、自立するステップに役立つ物となるのかをよく考えてみましょう。
暮らしをラクに回すことができるかをしっかり厳選することが大切なのかもしれませんね。

writer / 佐々木奈美 photo / 佐々木奈美

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