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「まだ親父のこと、好きだろ?」父の奇行で家を離れる日、息子は母に本音を聞く<父がヤバすぎる>

  • 2024.10.10

土井真希さんのフォロワーさんが体験した、家族トラブルについて描いたマンガを紹介。これは、平和に暮らす家族の日常が、父親のある勘違いをきっかけに崩れていくお話です。高校生の娘・妹子の友だち・リナちゃんに好かれていると思い込み、告白までした父。しかし、リナちゃんから振られてようやく目が覚めます。必死に家族へ謝る父ですが、母は家を出る決意を固めています。とはいえ、無収入の父を残して離婚すれば周囲に迷惑がかかるかもしれないと考えた母は「新しい就職先を見つけること」と父へ提案するのです。

父はすぐに新しい就職先を見つけてきたものの、その父を完全に見放したよう思えた母。しかしある日、父との写真を抱き、涙をこぼして眠る母の姿を息子は目にします。「まだ好きだから、許せないんだ……」と息子は母の気持ちを察するのでした。

母さんを見ていて気付いたんだ

こんにちは。息子です。

ついに父を家に残し、出ていく日になりました。

それまでの母を見ていて、父のことが本当に好きなんだな、ということに気付いていた俺。

最後に、母に本当に後悔しないかを尋ねます。

母は寂しそうに微笑み、「好きだから許せない」と話すだけでした……。

その後は、母と妹と一緒に、母の実家で過ごしています。時々母は手料理を持って、どこかに届けているようですが、俺は母に何も聞かないように。

父がどんなに後悔しようが、家族が元に戻ることはありません。

ただ、今、目の前にいる人を大切にすることが大事だと俺は思っています。

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就職し、ようやく真面目に働くようになった父。いくら父がこれまでの自分のおこないを後悔し、行動を改めたとしても、一度失った家族の信頼は元に戻ることはないようです。平凡で幸せな毎日を過ごしていても、そんな日々がぼやけてしまう瞬間があります。大切な人が傷つくことを考えて、一時の気の迷いに流されないようにしたいものですね。

※このお話は体験談をもとに作成していますが、個人が特定されないように多少の脚色を交えています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター 土井真希

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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